 小児科の玄関の奥にある階段です。 病院へ来るお子さんが、階段を上がると階段から転落の危険があるため 扉の取り付けをお考えになったそうです。 ホームセンターなどで、いろいろ探したそうですが、階段には手すりがついているため、 思うようなものが見つからず、木の工房やまねにご相談いただきました。 |
 扉を開いた状態です。 手すりの高さに干渉しないサイズで、ゲートとして役立つよう設計されています。 元々のアイデアは院長先生であるお客様からのもので、 階段の幅と壁下地の位置などの関係を考慮して、設計施工しました。 扉吊元は、手すり用の下地と階段周りの下地を利用して取り付けています。 開いた時の受けは、窓枠横の柱に固定しました。 この状態で、子供がぶら下がったりしても問題ないように、 ゲートを下から支えるようになっています。 |
 こちらは、ゲートを閉じた状態です。 右側の受けは、この位置に壁下地がないため、手前の柱と次の間柱に補強パネルを渡して 受け材を取り付けています。木ネジはすべて下地にねじ込んでいます。 ボード用のアンカーなどは使用していません。 こちらの受け材にも、ゲートを下から支えるよう施工しています。 塗装は、着色ウレタン塗装で、周りの建材とも違和感ありませんね！ お客様からも「これで安心です！」と喜んでいただきました。 |