解体材利用のダイニングテーブル
1500×850×680(高さ)
ケヤキ・松(透明ウレタン塗装)

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ご自宅の敷地内に新居を建てられた際、
入居後に解体される築40年以上のご自宅の解体材を使って
製作を依頼され、作ったダイニングテーブルです。

サイズは長さ1500ミリ、幅850ミリ、高さ680ミリで
設置場所に合わせてお客様のご希望通りとなっています。


天板は二枚のケヤキを剥ぎ合わせました。

脚と幕板には地松を使用して、透明ウレタン塗装で仕上げています。

材料はすべてお客様自らが解体されたものです。


二枚のケヤキは、床の間の床と違い棚の地袋の天板の一部を使用しました。

ともに 割れがあり、花梨の契りを表裏に埋め込み、
割れの広がりを止めると共に装飾もかねて、
お客様には喜んでいただきました。


天板の両端に継ぎ足したのは、樺桜で
こちらも解体材を使用いたしました。


裏面には、蟻溝の跡など解体前の姿が残り、
ご家族には懐かしく感じられることだと思います。



幕板は、ひじ掛けの椅子が収まるように
接合部以外は、4面すべて床からの高さを605ミリ確保しました。


納品後、おいしいコーヒーをご馳走になりました。

ケヤキのテーブル。やはり独特の風格を感じます。
この写真が最も本来の色に再現されています。

40年以上床の間を守ったケヤキが、今またテーブルとして
家族の歴史を刻んでゆくことだと思います。

お役に立てて私もうれしい限りです。

納品先 山口県

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