家具工房の風景


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調子に乗って3ページ目を作ってしまいました。暇な人はお付き合い下さい。






気になる

工房の裏をうろついているキジだが、 時々工房の前の田圃でも見かけていた。 裏にいるキジが表に出てきているのだと思っていた。
間違いだった。 工房の前の田圃でウロウロしているのは、 別のキジだった。

つい最近、二羽のキジを同時に目撃したのだ。どちらも雄だ。
キジの行動範囲は意外に狭いのかも、 お互い相手の縄張りには入っていかないのだろうか?

以前、工房の前の道路を少し走ったところで見かけたキジも、もしかしたら別のキジなのか?  いったいこのあたりには、 何羽のキジがいるのだろうか?

今日、夕方には、メスと一緒に工房の裏を歩いていた。 メスは普段どこにいるのだろうか? 

どうでもいいことだが、 一人工房で作業をしている私には、 なぜか気になるのです。

  2008年4月25日  つづく


歳かぁ〜

昨日、今日と作業が長引き帰りが遅くなった。 

日曜日の納品で、6台の本棚を2階に運び込んだ疲れが、今頃出てきた。 腰が痛ぁ〜。 今朝、腰が痛いとカミさんに言うと、 痛みが今頃出るのは、
歳を取った証拠だと言われた。 納品の翌日に腕が痛いと言っていたカミさんは、自分が若いとでも言いたげだ。

昨日は、初夏を思わせるくらいに暑かった。 そのせいか、カエルが良く鳴いていた。 
これからの季節、暗くなって帰宅すると、カエルが道路を横断するので困る。 自宅近くの溜め池のそばでは、よく牛ガエルが道路に出ている。
牛ガエルほどの大きさになると、飛び跳ねる姿もじつに重そうだ。

  2008年4月23日  つづく


笑っては失礼だ。

昨日の納品で、工房内に保管してあった家具が減り、 ちょっと広くなった。  納品の時に使った道具を片付け、 ふと、窓の外を見ると、 何やら二つ動く物が、 窓に近づき良く見ると、何時ものキジがメスと一緒に歩いているではないか、 「ほ〜デートか!」  

メスが前を歩き、オスが後からついて行く。  「上手くやったじゃないか。」 いつも一人で寂しそうだったが、なかなか隅に置けんやつだ。
しばらく様子を見ていた。  時々オスが立ち止まっては、胸を張り、羽をバタつかせながら鳴き声をあげている。  いつもより力が入っているようだ。
「男らしさをアピールしているのか」 ちょっと笑ったが、笑っては失礼だ。 あいつも一生懸命なのだろう。

キジばかり観察していても家具は出来上がらないので、作業開始。 

しばらくすると頻繁に鳴き声がする。 気になって裏を見てみると、 「あれ!メスがいない」 ふられたのだろうか?

午後からは、工房の裏でぽつんとたたずんで、 何時ものように寂しそうだった。  ちょっと笑った。 笑っては失礼だ。

  2008年4月21日   つづく


納品

本日納品で福岡へ、 カミさんと二人朝から工房で家具を積み込み小月インターから高速へ、 お約束の時間には、充分すぎる時間があったので、 都市高速は利用せず 街中へ。 

地元下関には、片側3車線の道路は珍しいので、 田舎者のトラックは戸惑いながら進む。 

街は人通りが多く、 都会的な雰囲気を感じると、 田舎者二人は賑やかな通りを珍しそうにキョロキョロ。  決してオーバーではなく、我々の目にはそう映るのです。

予定の時間より30分早く到着して、 家具を搬入、無事に据え付けてお客様のお宅を後にしました。

帰りは、西九州道路から九州自動車道路で一気に下関へ。 お疲れさん!

  2008年4月20日  つづく


ある物が欲しかった

朝工房に向かう前に、知り合いの椅子屋さんの所へ。 椅子屋さんというのは、椅子の張り替え屋さんのこと。  下関には、二軒くらいしかないのです。
以前勤めていた木工所では、こちらの椅子屋さんが張る椅子の下地も作っていました。
 
一年ぶりにお邪魔したら、新しいソファーを張っていました。 今日訪ねたのは、カーペットの端切れを分けて頂きたかったから。  椅子屋さんは、内装に関しては、なんでも揃うのです。

分けて頂いたカーペットの端切れに、これまた端切れ板を二枚張り付けて、 ある物を作りました。 ある物とは、 トラックに家具を積みロープやバンドを掛けるときに、家具に傷がつかない様に家具にあてがう物です。   開業して今まで段ボールの切れ端で代用していましたから、 ちょっとみっもない気がしていましたが、 これからは、お客様の所へ家具を納品に行き、荷を解くときは今までより堂々としているでしょう。

  2008年4月19日  つづく




今日も雨。  ただ昨日と違い風はなく、朝工房に出てくるとシトシト降る雨が妙に心地よく、 ちょっとひんやりとして高原の雨のキャンプ場にでもいるみたいだった。 (ちょっとオーバーか?)  

最近作業に追われて工房内が散らかっていたので、朝いちばんは、お片づけ。 整理整頓で作業もはかどる。

シトシトと降り続く雨の音に作業中も時折窓の外をボンヤリ眺める一日だった。  それでもちゃんと仕事もしています。

  2008年4月17日  つづく

 


マッサージ

二日ほどすごくいい天気だったが、今日は一日中雨。  

今日は仕上げ作業で、機械を使わなかったので、窓を開けずに済んだから良かったが、機械をバリバリ使う日は雨風が強いと困ります。

最近腰に疲れがたまったようで、昨夜マッサージがわりに子供に腰を踏んでもらいました。 うつ伏せの状態で、大腿部から背中にかけて踏んでもらったのですが、 いつの間にか子供が成長して意外に重く、 大腿部はちょっと痛いぐらいでした。 背中の筋肉にはちょうど良い力加減で、 踏まれるたびに
「うッ」「ぐッ」「ふッ」 と声が出ますが、実に気持ち良く、 終わった後そのままうつ伏せの状態でいたら、いつの間にか眠ってしまい、カミさんに起こされてしまいました。

今日も風呂上りに踏んでもらいます。  あまり子供が大きくなるとこっちの身体がもたないので今のうちにタップリ踏んでくれ!

  2008年4月16日  つづく


良い天気

今日は、なんと良い天気であったことか。菊川町の工房周辺は多少風があったが、終日のどかな一日だった。 

風に運ばれて田舎の臭い、 そう、肥料の臭い。 そろそろ農家の方たちも今年の田植えに向けて活動し始めた様子。 

今日は、工房裏の田圃で作業をされていたので、 キジは姿を見せなかった。  おそらく林の中で様子をうかがっていたのだろう。

工房内には、ツバメが二羽入ってきてせわしく鳴きあっていた。 カエルの鳴き声も聞こえ始め、 これからは、 いい季節だ。

  2008年4月14日  つづく

ツバメのカップルが、 工房の中を飛び回る。
菊川町の工房は、今日も平和なのだ。


日曜日の工房で

今日は日曜日。 久しぶりに朝は、ゆっくり出来た。  

午後から工房へ、カミさんと子供たちも一緒に。  今取り掛かっている本棚の組み立てが、一人ではちょっと厳しいので、カミさんの手を借りての作業。
日曜日、カミさんの時間が取れるこの日に合わせて、残業をしながら準備をしてきた。  部分的には組み立てが出来ていたので、 2時間余りで作業を終了。  組立て終わってみて改めて一人では、かなりキビシイ作業だったろうと感じた。  作業をサポートしてくれる人の存在は有難い。
まさにカミさんサマ様である。 

私たちが、作業をしている間、子供たちは、工房の裏で楽しそうに遊んでいた。 子供たちも、たまに工房で遊ぶのは楽しいみたいだ。
今日も、キジが工房裏をうろついて、 はじめて見るキジに子供たちは、興味津津。 

明日から、また一人作業の毎日。 気合いを入れて頑張ろう!

   ちなみに今日は、巌流島で武蔵と小次郎が決闘をした日だそうです。 地元下関には、「巌流焼き」と「おそいぞ武蔵」 なんていうお菓子があります。
今日は、よく売れたのかもね!

  2008年4月13日  つづく


「赤い顔」

今日は一日良い天気で気分よく作業が出来た。 朝から一日鉋(かんな)がけ、 一日に何度も鉋を研いだ。 

鉋を研げば砥石も減るので、砥石の表面の調整もしなければならない。
研ぎ場は、工房の裏にある。 屋外で屋根は無い。 雨が降る日は、工房の中に砥石一式を持ち込んで、
 水を流しても差し支えない所で研ぐのだが、 この時は膝をついて研ぐ。 普段は立って研ぐので、姿勢が変わると微妙に調子が狂うのだ。 
 だから雨の日は出来るだけ刃物を研がなければならない作業はしたくない。 

でも、今日は良い天気。 鉋研ぎも気分よく出来る。  鉋を研いでいると、背後で突然キジが鳴いた。 振り返るとすぐそばでこちらを見ている。
「おい! 何見てる。」 そう言っている。 ように思えた。  「お前こそなんじゃ、顔真っ赤やな。」 そう言ってやった。 心の中で。
私に一瞥くれると、 裏の畑を一周して時折鳴いていた。 

  2008年4月11日  つづく


燕(つばめ)

昨日は午後から雨と風で大荒れだった。  日没後もしばらく作業をしていたが、外は真っ暗で風と雨が激しくシャッターを叩きちょっと心細かった。
予定の作業を終えて、 工房の戸締りをしてトラックに乗り込んだときは、頭から水をかぶったようにビッショリだった。

今日も天気は不安定で、時々雨が降っていたが、 シャッター解放で作業をしていると、時折ツバメが入ってきて工房内をせわしく飛び回っては出て行く。

巣作りの場所でも探しているのだろうか、 確かに工房の中には巣を作るには打って付けの梁がむき出しだが、工房内に巣を作ってもらっては困る。 製作した家具にフンでもされたらかなわんし、  
卵が孵化してしまったら、ヒナが巣立つまで工房のシャッターを閉める事が出来ないではないか。 

  2008年4月10日


養生シートと断熱材

朝、工房に行く前に建材屋さんに行き、 建築現場でよく使われている養生シートと発泡材で出来た断熱材を仕入てきました。
養生シートは、大変便利で仕上げた家具を保管する時に敷物に使ったり、家具を積み重ねる時にもクッション材として使います。

断熱材の方は、サイズが900×1800で厚みが25ミリで、 これを好きな大きさに切ってトラックに家具を積む時に下に敷いたり、 大きな家具を作る時、
家具を倒したり、起こしたりする時に家具の角を傷めない様に、その部分に当てて作業します。 

木工所にいた頃は、必要な時には一緒に働いていた職人さんに声をかけて手を貸してもらっていましたが、 今は「工房ひとり」なので、手を貸してくれる
者などいませんから、普段使う道具以外にもいろいろと必要なものがあるのです。  ただ、どちらも建築現場でタダで手に入る事もあるのでその時は、
有難く頂戴して帰ります。 どちらも手元にあると何かと便利です。

  2008年4月9日  つづく


明日は始業式

明日から子供たちは、新しい学年での新学期が始まります。  担任の先生とクラスメートも変わり新しい教室での生活が始まります。
私が小学生の頃は、 担任の先生とクラスメートが入れ替わるのは、2年に一度でしたが、今は毎年変わっています。  
子供たちも明日は、ワクワクしながら学校へ行くのでしょう。  たぶん。

久しぶりに休みを頂いたからか、 今日は順調に作業が進み予定していたことが、 早めに終わったので残業をしないで切り上げました。

明日は天気もよさそうで、気温もかなり上がりそうなので今日よりも作業が、はかどってくれるとウレシイぞ!

  2008年4月7日  つづく


休日

久しぶりのお休みです。 朝はゆっくり寝ていようと思っていたのに、何時もと同じ時間に目が覚めてしまった。歳とともに目覚めが早くなってきます。
先日ラジオで言っていましたが、 眠ることにもかなりの体力を使うとの事、 歳とともにその体力が無くなり、長く眠る事が出来なくなるそうです。
午前中にカミさんに髪を切ってもらいました。 床屋に行くお金が無い訳ではありません。 床屋で長く待つのがいやで、数年前からカミさんに切ってもらっています。  もともとくせ毛なので、多少「トラ刈り」になっても目立たないので便利です。

最近忙しく、髪を切る暇が無かったので伸び放題で「快傑ライオン丸」のようになっていました。 「快傑ライオン丸」ご存知ですか?  40歳以上の方ならわかると思います。  
伸び放題の髪の毛をカミさんにバッサリ切られて、「ライオン丸」から「フサオマキザル」にヘンシ〜ン!   サッパリしました。

「フサオマキザル」ご存知ですか? 動物園に行ったら探してみてください。  小さいけれどやたら気が強く、 目をひんむいて威嚇してきます。

朝が早かったので、午後は昼寝でもしようと思っていたのに、 カミさんの実家でシロアリ退治をしたり、 自宅のリビングのドアノブの交換をしたりと、休日も
何かと忙しく、 夕食までは、バタバタと過ぎてしまいました。

それでも、車で外に出れば、多少風があったものの桜は満開で良い一日でした。  

明日からまた一週間がんばります。

  2008年4月6日  つづく


屋根裏の散歩者

工房での作業が忙しく、 掃除もままならない状態が続き、工房内が散らかって大変なことになっています。
今日、作業を終えたら片付けようと思っていたのですが、 ここのところ休みなく働いていたので ちょっと疲れてしまい、 ほったらかして帰ってしまいました。久しぶりに明日はお休みをいただきます。  

工房を開いた当初、夕方の6時頃になると頭の上でトントントンと音がするのです。 屋根の上に何かが居るのでしょうが、外に出て屋根を見てもよく分からない。 そんな日が何日か続き、 音がするたびに外に出て見るのですが、分からない。  

ある日、違う角度から眺めてみると、 カラスでした。 工房の屋根は真っ黒なので何時も眺めていた位置からは、カラスが黒い屋根に溶け込んで見えませんでした。  違う位置から見て初めてカラスとわかったのです。  
はじめは、何の音か分からず、気になっていましたが、 今では毎日の事で、しかも時間が毎日ほぼ同時刻なので時計代わりになるくらいです。
ただ、カラスはやたらと態度がでかく、 屋根の上は我が物顔です。  ちょっと腹立たしい感じもしますが、 多めに見てやります。

  2008年4月5日  つづく


ホームセンター

自宅近くの深坂(みさか)自然の森の桜も七分咲きになり、お花見も出来そうですが、日曜日は天候が崩れそうですね。

朝、出勤前にホームセンターに必要なものを買いに行く事があります。 開店時のホームセンターのお客さんは、工事関係の職人さんばかりです。
大工さんに左官さんや電気工事屋さんなどの設備屋さん、 プロの方ばかりです。  私も普段は、馴染みの金物屋さんにお願いするのですが、 急いでいる時は、ホームセンターで済ませます。 今はホームセンターに行けば、ほとんどの物が手に入りますが、 商品の価格が極端に違うこともあります。
先日、キャスターを買いに行き、値札を見ると同じ品物で、他店と比べ2百円以上高値が付いていて、ビックリしました。 
ただ、お店によっては、珍しい物があったり、 品数が豊富だったりと、 オームセンターをウロウロするのは、結構楽しいのです。

  2008年4月4日  つづく


キジが鳴く

すっかり暖かくなって、工房の裏の菜の花もなんだか背が高くなったみたいです。
桜が咲き始めるこの時期は、天気が安定しませんが、今日は、まずまずいい天気でした。
3月の下旬からキジが良く鳴くようになりました。 寒い時期も鳴き声は聞こえていましたが、最近は、頻繁に鳴きます。 
今日も3時にコーヒーを飲みながら、鳴き声のする方を見ていると、 何やらキョロキョロしていましたよ。 双眼鏡を取り出してしばらく眺めていましたが、目の周りの赤色は強烈な色で、身体の色も青と言うか緑と言うのか、何とも言えません。 どうしてあのように目立つ色なのでしょうか。

実は右の写真、いつもよりサイズが大きいのには、理由がありますぞ。
写真の中に、キジが写っているのですぞ。 何しろバカチョンカメラですから、
これでズームいっぱいなのです。 どこにいるか分りますか?
工房の窓から100メートルくらい離れた所でキョロキョロしていました。
写真中央、右寄りの菜の花の下の黒っぽい物がキジです。
しかしこの大きさでは、一体なんだか分かりませんね。 気になる人は、工房の窓から見てください。

  2008年4月2日  つづく


新しい電話帳

最近、新しい電話帳が届いた。  工房を始めたのが去年の6月だったので、今まで電話帳には、載っていなかったのです。
そして工房の電話番号は、 以前ぶどう園が使っていた番号らしく、去年の夏は、よくぶどう園への問い合わせの電話がかかってきました。
今年に入っても、一度「イチゴ狩りは出来ますか?」なん〜てかかってきたのだ。

そして、新しく届いた電話帳の注文家具の所に当工房の名前と電話番号が載っていた。 ちょっと安心した。 
今年の夏は、「ぶどう狩りできますか〜」と言う電話がかかって来ないことを祈ってる。

  2008年4月1日  つづく


真っ逆さまに落ちて行く

右の写真、私が普段使っているカンナです。 右の2台のカンナは、訓練校を終了する時に購入したもので、木工所に就職した当初から使っています。 左に半分だけ写っているカンナは就職して一年後に頂いたものです。 真ん中のカンナと左のカンナは、仕上げに使います。 
一番右のカンナは、荒カンナと言って材料の角を削り落したり、厚く削ったりする時に使います。
他にも何種類かのカンナを使いますが。 よく使うのはこの3台です。

特に一番右の荒カンナは、木工所でもよく現場に持って行き、作り付けの家具本体や天板をガリガリ削っていました。 そのためカンナ身は、ご覧の通り短くなり、 写真では分かりにくいですが、カンナ身が短くなったので、刃を出したり引っ込めたりするためにカンナ台の頭の部分を削っているので、見た目がカモノハシみたいになってしまいました。 

10年以上使っているカンナですから、大変重宝していますが、最近困ったことになりました。
カンナは、使わない時は、写真のように壁に掛けています。 ところがカンナの刃が短くなったために
時々引っ掛からずに真っ逆さまに落下してしまうのです。 

 2008年3月31日  つづく


目指すは、家具職人

日曜日の今日も工房で作業。 ただ今本棚の製作中。 複数のご注文で機械作業が続く。

今日、工房見学に小学校5年生の女の子がご両親とともにご来訪。  5年生で将来家具作りをやりたいとの事。聞けば、幼稚園に通う頃には、すでにこの気持ちが固まっていたと言うから驚きだ。  ご家族や彼女の周辺に職人がいるわけではないらしい。 しかし目指すは家具職人。 
私が小学校5年生のころを思い出せば、腹いっぱい食べて、寝るだけだったように思う。 とても将来の目標など考える事もなかった

ともあれ、彼女が今の気持ちを持ち続け、将来家具作りをする様な時が来るならば、今よりも「手作り家具」が量産品とは、明らかに違う評価を受ける時代であってほしいと、心からそう願う。

  2008年3月30日  つづく


集中力

今日から子供たちは、春休み。 工房へ通う道に何時もの小学生の姿が無いのはちょっと寂しい気もする。 
今日、下関では桜の開花宣言が出たそうだが、 私が毎日通勤で通う途中に 深坂(みさか)自然の森という桜の木が多い公園があるが、まだつぼみは開いていない。
工房での作業は、昨日から引き続き機械作業。 朝から日が落ちるまで昇降盤が回りっぱなし。 途中グリスを注入したら音が軽くなって絶好調!
ただ同じ作業の繰り返しで集中力が途切れそう、
なんとかこらえながら7時まで頑張ったが、 ここらあたりで気持ちが持続せず、怪我でもしたら元も子もないので作業終了。
 本当はもう少し進めておきたかったが、 明日また頑張ります。

仕事から帰ると、春休みになったばかりの下の娘が「早く夏休みになったらいいのに」と言っていた。 「どういうことだ!」

  2008年3月27日  つづく


3月が去る

気がつけば3月も終わろうとしている。 昨年の今頃に中古で購入したトラックの車検を受けた。 思えば去年の今頃は、工房開設に向けての準備が忙しかった。 まだ木工所に勤めていたので、休みの日は準備のためにゆっくり家族で出かける事もなかった。
今年もそろそろ子供たちをどこかに連れていかねば、文句の一つも言われそうだ。 私自身たまには子供たちと楽しく過ごしたいので、何とか仕事に区切りをつけて時間を作りたいが、すぐには無理だろ。 しばらく行っていない魚釣りにも行きたいな。 山登りもいい!  

とにかく作業を少しでも進めなければ何事もかなわない。 明日も残業がんばろう!

  2008年3月26日  つづく


納品

昨日の雨も上がり、 一日遅れで納品。  今日はカミさんがいないので、一人で積み込みお客様のお宅へ。  工房での積み込みは、一人で大丈夫なのですが、お客様のお宅への搬入は一人ではちょっと無理な大きさなので、 お客様にお手伝いいただいて無事に納品完了。 
家具設置後に、 コーヒーをご馳走になりながら家具の事やお子様の事などをおしゃべりして工房に戻りました。

工房に帰る前に遅めの昼食でラーメン屋さんへ、そう言えば前回の納品の時も昼食はラーメン。  でも今日のラーメンの方が美味しかった。 お店は、山陰線の綾羅木駅から新下関に抜ける道の途中の「三久ラーメン」 昼食時間帯から外れていたので、お客は私一人だった。 綾羅木駅周辺には、 もう一軒美味しいラーメン屋さんがあります。お店の名は「ラーメン楽」 こちらも美味しいよ!

午後は、昨日の作業の続き、 夕方お客様のお宅へお見積りを届けて帰宅したら、すでに夕食は終わっており、一人寂しい食卓。 こんな一日でした。

  2008年3月24日  つづく




雨、雨、雨の一日だった。 天気予報はどんピシャで大当たり。 おかげで予定の納品は出来なかった。  
外は雨で、工房内も久しぶりに肌寒い。 納品が中止なので、木取り作業。 図面の寸法など確認しながら作業を進める。丸ノコと昇降盤を使って材料を適当な大きさに切り揃えていく。 文字にすると簡単そうだが、材料をあっちに向けたりこっちに向けたり、この作業はかなり筋力を使う。 今日も一日かかってグッタリで帰宅。 工房を出る頃には、雨が上がっていた。  明日は納品出来るかな。

   2008年3月23日  つづく


暖かい一日でした

昨日は、午後から仕事とは関係のない用で岩国に行かなければならなかったので、 午前中は、自宅で図面を書いたり、見積もりをしたりと事務仕事で、工房での作業は、休みました。
午後から岩国に行って、用を済ませて自宅に帰ったのが午後9時頃、 グッタリと疲れて10時には夢の中でした。

昨日といい今日といい暖かく、上着は着ていられないくらいです。  工房もシャッターを開けて気分よく作業が出来るし、今からは、工房周辺はいい季節ですよ。 今日は、午前中板剥ぎ作業で、昼から一番に出来上がった家具の写真撮影。 いつもの工房シャッター前スタジオ! 撮影場所に置いてあるすべての物を私がカメラを構える反対側へ移動。 毎回こうして撮影するのですが、出来上がった写真は、何時もパッとしないものばかり、 何処かにいい撮影場所は無いものかと毎回思うのです。
午後、荒木取りをしていると、お客様が工房を訪れて家具を見て頂きあれこれ打ち合わせ。 お客様からは、差し入れまで頂きました。 どうも有難うございます。
荒木取りを済ませ、 明日の納品の準備、 雨が心配です。  あした天気にな〜れ!

  2008年3月22日  つづく


お彼岸の一日

午前中、子供たちとお墓参り、 お彼岸で大勢の方がお墓参りに来ていて、車を停める場所が無いくらいです。  子供たちは、お寺で旗飴を貰ッていましたが、大して嬉しそうではありません。 私が子供の頃は、何本貰えるか一本でも多く貰おうと友達と競い合っていたくらいですが、 今食べるとさほど美味しいものではないですね。
午後からは、お問い合わせを頂いたお客様のお宅へお邪魔しました。 ホームページをご覧になってのお問い合わせでしたが、 私の自宅のご近所の方で
毎朝、私はお客様のお宅の前を通って工房に通っています。 お客様も私の事はご存じなく、ちょっとビックリした様子でした。 収納家具についていろいろとお話をうかがい、 おいしいコーヒーまで御馳走になりました。

夕方、工房に行きオイル塗装の仕上げ塗りをして今日の仕事は、おしまい。

   2008年3月20日  つづく


パネルソー

先日、古巣の木工所へパネルソーを
借りに行った。 パネルソーとは、おもにフラッシュ構造のパネルのカットに使う機械で、 壁に斜めに立てかけられた
パネルに沿って丸ノコの刃が回転しながら上下にスライドして、パネルの幅や長さの切断をする機械です。

当工房もこの機械を開業時に揃えたかったのですが、  予算が足りずに諦めました。ただ、設置場所だけは確保してあります。導入するのは何時になるやら、さっぱり予測がつきませんが。  久しぶりにこのパネルソーを使って、やっぱり便利な機械だと、つくづく感じたのです。 木工所のパネルソーは、3mの長さの物がカット出来るので、とても便利です。  元職場の木工所では、ケヤキ材で2点ほど家具を完成させて、納める日を待っていました。
早いもので、来月末で木工所を退職して1年になります。

今日は、パイン材の天板のカンナ仕上げをしましたが、裏も表もきれいに仕上がりましたが、  1日バタバタと働いてクタクタになりました。

  2008年3月18日  つづく


性懲りもなく

家具作りの作業の中で、機械を使っての加工は、重要でこの作業が無くては家具は出来ない。 たとえ出来たとしても時間ばかりかかって、商売にはなりません。
しかし、この機械作業はとても危険で、ちょっとした気の緩みで大怪我をしてしまいます。 
実は今日、横切り盤を使って材料を切断しようとした時に、 機械の上にあった端材が邪魔で、自分ではしっかり取り除いたつもりでいたのですが、
良く見ていなかったのか、スイッチを入れたとたんに回転する鋸刃に接触したはずみで端材が私の頭の上をかすめて後方に飛んで行きました。
一瞬ヒヤッとしましたが、大事には至りませんでした。  もう少し落ち着いて作業をしなければいけないと、つくづく思いましたが、 数年前に同じような事があり、その時は私の額に見事に命中して、大変痛い思いをしました。当時は目に当たらなくて良かったと痛みをこらえながら思ったものです。
そして、今日性懲りもなく同じ事を繰り返してしまい、反省しています。

  2008年3月17日  つづく



おやすみなさい

日曜日返上で、一人寡黙に作業の一日、 朝から作業終了まで一言も言葉を発すること無く淡々と。
工房にはパソコンは置いていないので、何時も自宅に帰ってからホームページの更新を行っています。 日中の作業でクタクタになった日は、ただでさえ働かない頭が完全に休眠状態になってしまうので、 パソコンの前に座っても何もしないで終わる事も良くあります。
今日もそんなボンヤリした日で、頭が回らないので 今から風呂にでも入って来ます。そして今日は、早めに寝ます。  おやすみなさい。


「いいところですね!」

今日は、とても暖かく工房での作業も朝から順調で、10時過ぎに休憩をとり、窓の外を眺めていると
外では、白い蝶が飛んでいました。 
工房の裏は、赤や青の小さなカワイイ花がたくさん咲いています。  

午後に予定外のお客様が来られ、「いいところですね!」と、言われていました。 工房を訪れる方は、皆さんこう言われます。  今日のような風の穏やかな温かい日は、毎日工房で作業をしている私でさえ「いいところだ」と思いますよ。

  2008年3月15日  つづく

工房の裏で咲いています。


納品

今日は、午前中に納品の約束で、カミさんと一緒に工房に出勤したのですが、あいにくの雨で工房での積み込みが出来ず、午後からに変更。
そこで、早めに昼食をとるためにラーメン屋さんへ。 ラーメンに餃子にご飯、カミさんのおにぎりまで食べてしまいました。

午後、無事にお客様のお宅へ、 まだ入居前の新築で、緊張感いっぱいでの納品。 カミさんが居なければ木の工房やまねは、納品が出来ません。
カミさんさまさまなのです。 

納品を終えて、帰ってきたのが夕方の4時過ぎ、工房には戻らず、自宅に帰り事務仕事に精を出しています。

  2008年3月14日  つづく


バテ気味

ここ2・3日、日中の工房での作業と夜の事務の仕事がとても忙しく、睡眠時間が足らず、ちょっとバテ気味です。 
おまけに自分で作った作業工程も一日半ほど遅れています。 休日出勤で頑張らないといけない状態になってしまいました。

ところで近頃はすっかり春らしくなって、ちょっと前の寒さが嘘のようです。 今日は、ヒヨドリが、工房の裏でピーッと大きな声で鳴いていました。

  2008年3月13日  つづく


打ち合わせ

本日、打ち合わせで福岡方面へ、 お約束の時間よりかなり早く到着したので、 昼食をとり一息ついて、お客様のお宅へ向かったのですが、
慣れない所で見事に道に迷ってしまい、 お客様には、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。 誠に申し訳ない。  
30分以上遅れて到着。 家具の設置場所や、 取り付け方、 構造の確認をして帰路へ。
都市高速に乗り、そのまま九州自動車道へ来た道を逆戻り、 下関には、都市高速など無いのでつくづく感心します。  よくもあのような高い場所に道路が架けられたものだと。 都市高速を走りながら思う事は、福岡はやはり都会である。 工房のある菊川町と同じ国とは到底思えない。
明日からまた田舎の工房で作業に精を出すのだ。

  2008年3月10日  つづく


工房見学

3月に入ってからは、さすがに暖かい日が続く、 今日は朝自宅を出た時から昨日までとは、まったく違う春の空気が流れているようだった。
自宅周辺も鳥の鳴き声が良く聞こえた。
先日、メールで工房見学の問い合わせを受け、今日見学に来られた。 現在は全く違う職業につかれておられるとの事。 木工家具に興味がある方が工房に見学に来られたのは、初めてである。 私もそうだったが、この仕事に興味を持った当時は、仕事場が見たくて仕方無かった。 少しでも そのような方の役に立つのなら、工房見学は構いません。  その時は、事前に連絡を下さい。

  2008年3月8日  つづく


木取り

毎度のことながら、木取りという作業はイヤである。 材料を並べ、天板や框(かまち)や鏡板などと使う箇所に合う材料を限られた中から選ぶので、
時間がかかる割には、作業が進まない。 なるべく無駄を出したくないが、あまりケチケチすると製材を進めるうちに結局無駄になったりするので、思い切って捨てるべきところは捨てる。  
また、以前に木取った材料の残り等は、次で使おうと思っても案外使えない。 結局見えない箇所で使ったりするものだ。 
それでも今日は、以外にすんなり木取りを終えた。  木取りが終わると毎回ホッとするのは私だけだろうか。

  2008年3月7日  つづく


予定通りには行かない

今日は、出来上がった家具の塗装と、木取りをする予定だった。  朝一番に棚板を仕上げ、 塗装に取り掛かったのだが、 
箱物の塗装は、やはりかなりの体力を使う。 塗装前にウエスを用意して、容器にオイルを入れて大小の刷毛と容器を持ち、まずは、塗り始める順序を確認する。 頭の中では、すでに塗装を終えて一息ついている自分の姿がある。
ところが実際は、オイルを全体に塗り終えると最初に塗り始めた所は、乾き始めている。 一回目の塗装の日から比べると今日は、かなり気温が高かったので、乾燥が早かったのかもしれない。 拭き取りは、丁寧にやらないと後で厄介なことになるが、モタモタしていたら乾いて拭き取れない、かと言って適当にやると、わやクソになる。 この時期に汗だくになって拭き終えると、グッタリとして、 塗装前に思い描いた自分の姿とは程遠いものだった。
おかげで昼食の時間もずれ込み、 その後の作業にも大きく影響し、 木取りをする筈が、 尺杖に墨を盛り付けて、壁に立て掛けた木材を床に転がしたところで電池が切れてしまいました。

  2008年3月6日  つづく


春を感じる

日に日に菊川町の工房周辺は、春が近いと感じます。「どうしてか?」と聞かれたら、「ただ、何となく」なのですが。 何と無く肌で感じるのです。 風や雨も
真冬の物とは、明らかに違います。  工房裏の休耕地には菜の花も咲いていますし、 小鳥もよく鳴いています。 今日は、ツグミを見ました。 先日見つけたモズよりも大きな鳥です。 最近は、お弁当を食べた後工房の窓から双眼鏡を覗くのが楽しみになっています。 ただ残念なことに鳥を見つけてもその話題で盛り上がる相手がいないことです。 どなたか野鳥が観たい方は、どうぞおいで下さい。双眼鏡お貸ししますよ!

  2008年3月3日  つづく


休日

先週の日曜日に続き、今日も私が朝食の支度。 前回失敗したオムレツに再度チャレンジ、あまり形は良くなかったが、火加減や油の量が良かったのか、まずまずの出来。 味もよく、美味しく頂いた。本当に!
先月に降った雪のために壊れた自宅の雨トイの修理が午前中の私の今日の仕事。 必要な材料をホームセンターに買いに行き、さっそく屋根に上がり作業開始。 継ぎ手部分が壊れていたので、壊れた継ぎ手を剥ぎ取り、古いパイプを利用しようと考えたのが間違いで、 剥ぎ取り作業中にパイプが割れてしまった。 こうなっては、買ってきた材料では、修理不可能。 いまさらパイプを買いに行くのもおっくうで、修理は延期。 最初からパイプを買っておけばよかった。
夕方には、カミさんと子供たちが台所でなにやら夕食の支度。明日は、ひな祭りと言う事で、食卓にはお雛様の形のちらし寿司が並んだ。 

  2008年3月2日  つづく

これは、私のです。
かわいいので食べにくかった。


暖かい日の工房

このところ暖かい日が続き、今日は特に暖かかった。
午前中、予定していた作業を済ませると、ちょうどお昼。 ラジオを聞きながらお弁当タイム、 映画の音楽の話題、 「シェーン」や「ひまわり」など懐かしい映画の音楽ばかり、 食べ終わってもしばらく聞き入っていたが、あまりにも暖かいので、思わず板接ぎをしようと昼休み返上で
予定変更、 数日前に木取りは済ませていたので接ぎ面を作りバタバタと作業。 4時過ぎに接ぎ合わせ終了。 その後予定の作業に戻り続けていると、 カミさんが子供たちを連れてやってきた。 子供たちは、工房の裏で遊んで、カミさんは掃除をしてくれたので助かった。
今日はみんなと一緒に定時で切り上げました。

子供たちには、工房の冷蔵庫にこっそり置いていたおやつをすべて食べられてしまった。   

  2008年3月1日  つづく

              
工房の裏に小さなかわいい花がたくさん咲いています。春はもうすぐでしょうか。


3月だ、卒業だ。

今週は、残業が続いているので、自宅に帰るとちょっとグータラおやじになっている。 それでも昨日、今日と少し暖かくなり工房での作業はやりやすい。
そう思っていると、明日はもう3月。 年が明けて一月は行く、二月は逃げる、三月は去るなどと言うが、あっという間だった。 ついでに言うと、四月は時化る、五月はごねる、六月はろくなこた〜ない。 ほんとかぁ〜。
3月と言えば卒業だ。 私にも平成9年に生涯で最後の卒業式があった。 正確に言うと職業訓練校だから修了式というのかな。  
前年の4月に入校してからの一年間は、 今までの人生のなかで最も充実した一年間だった。  木工であれ他の業種であれ、 三十も半ばを過ぎて、一から始めようとする人にとっては、 職業訓練校とは有難い所だ。 なにしろ技術の習得に専念出来るのだから、 こんな良い事はないと思う。
ただ、一年間は短く、あっという間だ。 だからゆっくり考えている時間もなく、 先に結果だけを教わる事もある。 だから実際の職場でその後いろいろと勉強するのだ。 それは、就職した者も開業した人も同じだろう。
今年の修了生は進路が決まったのだろうか、私の頃は同世代の人も若い人も木工業界に就職したが、 その後は結構厳しかったらしい。 私が木工所に就職した後、3〜4年した頃から仕事の量は減ってきた。作り付けが主な仕事だったので、建築業界が不振になるとたちまち仕事が減る。 いい時は、下請けに頼むくらいだったのだが。  
職人にとっては厳しい時代だなぁ〜、 修了生の皆さん頑張ってくれい。 と、菊川町の工房で思った。

  2008年2月29日  つづく


春一番じゃないのか

自宅周辺は、昨夜から冷え込んで自宅で同居の犬との朝の散歩はとても寒かったのです。 工房の研ぎ場には分厚い氷が張っている事を期待していたのですが、 いざ出勤してみると氷のかカケラも浮かんでいませんでした。 「どんだけ〜」 こう言うと下の娘は「いかほど〜」などと言います。
日中は、風が強くあらゆる方向から風が吹き、どの窓も開けられない状態でした。 南からの風も吹いていたので、「春一番」 かと思ったのですが、どうやら春一番には、いろいろ決まりごとがあるようで、前日よりは気温が高くなければならないと工房のポンコツラジオが言っていました。
この二日間鉋がけが続きカンナ屑も大量に出たかと思うと近所のおじさんが、風呂の焚きつけにすると言って持って帰りました。

  2008年2月27日  つづく


野鳥観察

朝から、一息つく間もなく作業を続け、昼を少し回ってお弁当を食べた。 昼休みくらいは少しゆっくりしようと自宅から双眼鏡を持ってきて、 裏の畑に飛んでくる小鳥を観察してみようと窓を開けたが、 どうも今日は見当たらない。 しばらく眺めていると何やら動いている。 いた! 頭が赤っぽく目もとは黒い。 どうやらモズのオスのようです。 鳥に詳しいわけではないが、 私が子供のころ親父が怪我をしたモズを家に持ち帰った事があり、 私が世話をした事があったので覚えていました。  そばにもう一羽いますが、もしかしたらメスでしょうか?ウ〜ンちょっと違うような気がします。 こんな畑を飛び回る鳥なのでしょうか?   しばらく双眼鏡で眺めて 昼からの作業にとりかかり、しっかり残業をして帰りました。  

  2008年2月25日  つづく


おやじの休日

日曜日、何時もより遅くに目が覚めると自宅の庭にうっすらと雪が、 今日は寒くなるのか?
 子供の誕生日が近いので、今日はプレゼントを買いに午後から家族で出かける約束。 休みの日は、朝食の支度を私がする事が多い、今朝はオムレツを作ってみた。 以前テレビで作り方を実演していたので、やってみたくなったのです。 やり方はテレビの通り。 
頭の中では、きれいな黄色いふっくらオムレツが出来上がっていたが、 油の量をちょっと控えめにしたのが悪かったのか、 火が強過ぎたのかフライパンに引っ付いてしまい、最後にフライパンの取っ手の部分をトントンと叩いてひっくり返す(この調理の一番の見せ場)ところで上手くいかず、 黄色いふっくらオムレツになるはずが、キツネ色の大きな油揚げのようになってしまった。 それでも子供たちは、文句を言わず美味しそうに食べてくれた。 とっても良い子たちなのだ。
午後からのお出かけでは、お目当ての品が見つからず、プレゼントは先送りになってしまった。  私もリサイクルショップでの探し物が見つからず、 ミスタードーナッツで休憩をして帰りました。  
夜は、みんなのお好み焼きを私が焼いて、お腹いっぱいになるまで食べた。  休日は、結構楽しいおやじなのだ。

  2008年2月24日  つづく


機械作業

機械を使っての作業、ホゾ穴掘り、胴つき、ホゾ加工、小穴加工。 今日は、小穴加工まで済ませ作業を終えた。 この小穴加工、昇降盤という機械に専用のカッターを取り付けて、部材に溝を掘るのだが、部材の端から端まで溝を通すのであればいいのだが、材料の途中から溝を掘り途中で止めなければならない事がある。 この作業がとても危険で、緊張する。何度やってもこの緊張感とは仲良くなれない、出来れば、この作業はやりたくない。 でもやらないと家具は出来ないのだ。
 機械作業とはまったく関係ないが、工房裏の畑に最近小鳥がたくさんやってくる。自宅から双眼鏡を持ってこようと思いつつ何時も忘れている。 そのうち鳥類図鑑を買ってバードウオッチングでもやってみようか。
来週は、残業週間になりそうだ。

  2008年2月23日  つづく


今回は建具屋さん

午前中、建具の取り付けのため増改築の現場へ、 日当たるが良く明るい部屋は、壁が塗りたてで乾いていない、取り付けの時に傷をつけては大変なので神経を使いました。 所々白くなっているのは、乾き始めているところです。 現場は旧市内なので昨日工房から帰る時に建具12枚と仕事をするための道具を自宅に持ち帰り、今朝自宅から直接現場へ。 時間は有効に使いたいですね。 現場作業の後ホームセンターで買い物をして、缶コーヒーを飲みながら工房へ、午後は工房での作業。少し残業をして帰りました。



木取り作業と確定申告

午前中、木取り作業。 久しぶりの箱物で部材の数も多い、幅も厚みもまちまちなので、間違えない様に注意して。  午前中で片付けるつもりが、慎重になり過ぎて片付かない。 午後から自宅に帰らなければならない用があり作業を中止して帰宅。 時間が余るので確定申告の会場へもう一度話を聞きに。
減価償却費の事をいろいろと聞いて、初めからやり直し。 会場の「海峡メッセ」の駐車場は、セミナーなどが重なり満車。  仕方なく市営駐車場に車を停めて、帰りの自動精算機でチケットを入れると100円の表示、 あらかじめ用意しておいた回数券を入れようとすると「オエッ、オエッ」変な音がして回数券が入らない。 「なんで?」 もう一度入れてみる「オエッ、オエッ」 ??? よく見ると私が回数券を入れようとしていた所は、紙幣の挿入口だった。 なるほど「オエッ」となるのも分るような気がする。

  2008年2月20日  つづく


確定申告と犬神家

確定申告、 まったくはかどらない。下書き用に貰って来た収支内訳書、まずはこれにいろいろと金額を書き込んで持ってきてください。 下書きだから鉛筆で、 そう言われ、余分に4〜5枚頂いてきた。 あれから何日経つだろう、一向に進んでない。 他にもいろいろする事があるので、ちょっと嫌になっていた。それでも夕べは、気を取り直し始めたのだが、そばでミシンを使っていたカミさんがテレビのスイッチを入れると「犬神家の一族」始まったばかり。 見入ってしまう。 もともと好きでやっている作業ではないので、集中できない。 「お〜ッすけ清がマスクをとるぞ」 また見てる。  カミさんの方もミシンが動いていない。 時々テレビを見ながら進める金額の書き込み。 「珠代が危ない!」 集中できん。 ミシンも動かん。  それにしてもCMがちょくちょく入るのでその間は、作業が進む。 テレビを見ながら内訳書に書き込んで、実際これでいいのか? 帳簿と合わせてみた。 慣れない電卓をたたきながら、その頃本物のすけ清が警察に捕まった。 ここから金田一耕助の独壇場。 電卓に目をやると、どこを触ったのかゼロになっていた。 初めからやり直して、内訳書と合わせると、とんでもないくらい金額が合わない。  結局昨夜も出来なかった。 カミさんの方は、きっちり子供のエプロンを仕上げていた。 私は、映画を観ただけだった。

  2008年2月19日  つづく


丁番堀

現場での取り付けの予定が決まっていて、明日の午後には塗装にかからなければならないので、 今日のうちに建具を仕上げなければならない。 昨日仕上げ作業はほぼ終了して、残るは丁番と取っ手を取り付ける穴堀。  丁番はスライド丁番  取っ手はネジ付きの物。  作り付け家具の場合は、丁番はスライド丁番を使います。 穴を掘るのは、角ノミ盤のアタッチメントをすべて外し、専用の台を載せてその上に建具を載せて丁番キリで掘ります。  以前勤めていた木工所でやっていた方法をそのまま使っています。 取っ手の穴もキリを変えて開けますし、 棚のダボの穴も組立前に同じように開けます。 単純な作りですが キリの位置が決まり、仕事は楽です。 板物にホゾ穴を開ける時もこの台を使う事があります。 ただあまり大きな物は安定させて作業が出来ないので無理ですが、機械で出来れば、その方が早いし、楽ですから。

  2008年2月17日  つづく

キリは、使用前にヤスリで研いで使います。
ゆっくり掘らないと、堅い材料の時は、切り口が黒く焦げてしまいます。


「ゴッツン」で忘れた

二日前に組み立てておいた付くり付け収納の建具の仕上げ作業。 今回収納本体は、大工さんの手で作られ、私は建具だけ担当。 材料は米杉、とてもやわらかく、気をつけなければすぐに傷が付いてしまう。  かるい傷なら水をつければすぐに戻るが、ちょっと深い傷になると水で戻してもオイル塗装をすると、その部分が色が濃くなり傷が目立ってしまうので、注意しながら作業をする。 今回の収納は、住宅の改装工事によるもので、収納箇所が3か所で、それぞれ建具が4枚で合計12枚。 戸幅、高さもそれぞれ微妙に違い、採寸の寸法を間違えない様に気をつけた。 仕上げの段階で切り間違えなどやってしまったら立ち直れないかも知れない。  すり合わせをカンナで削った後、カンナ屑を片付けようとホウキを取ろうとした時、作業台の脚に膝がしらを 「ゴッツン」 「う〜っ」 痛みをこらえ工房内を、なぜか一回りしたら自分が何をしようとしていたのかサッパリ忘れてしまった。 しばし考えた後カンナ屑を見て思い出した。

  2008年2月16日  つづく


打ち合わせ

本日、木工房シンプルの栗原さんより以前からお話を頂いていた仕事の打ち合わせで、お客様の所へ。 木工所勤務のころから考えても住宅の家具としては、規模はかなりの物。 打ち合わせも初期の段階で、話が煮詰まるのはまだ先のことだが、 体調を整えておかねばならない。  なにしろ私一人の仕事ではないので、 気を引き締め周りに迷惑をかけない様にしなければならない。 ワクワクする反面、採寸など注意を怠らぬようにしなければ、と思うと熱を出して倒れそうだ。

  2008年2月15日  つづく


針葉樹が続く

ここのところサンプルの家具を含め製作した家具の材料が、針葉樹ばかりである。 今日も塗装仕上げ途中のパイン材の家具と、組立作業に入った米杉の
建具。 建具といっても大工さんが作った収納の扉の事。 ホームページのご挨拶には、おもに広葉樹を使っていると書いてあるが、 最近はもっぱら針葉樹だ。 今後もしばらくこの傾向が続きそう。 そろそろ広葉樹が恋しくなってきた。 針葉樹でも広葉樹でも無垢材は、扱いが難しい。 これも仕事なのだから仕方ない。

  2008年2月14日 つづく


積雪

朝目が覚めると、自宅の周りは積雪6〜7センチ。 道路を行き交う車は、ノロノロ。その様子から何時ものように工房に出勤するのは無理だと思い、1時間くらい様子を見ようと新聞を見た。雪は雨に変わると出ていたのでそのつもりで待っていたが、2時間経っても雪は止まず、積雪も増えている。昼ごろには、道路の雪は無くなっていたが、工房周辺は、自宅の付近と環境が随分違うのでなかなか行く決心がつかない。 トラックには、雪道を走る準備が一切無い。おまけに荷台がカラだとよく滑る。結局、昼を過ぎても雪は止まず、無理をして途中立ち往生なんて事になると困るので行くのを諦めた。 今日は、自宅で事務仕事、帳簿を見ながら慣れぬ作業で疲れた。 作業の遅れは、日曜日に振替出勤で取り戻そう。 
結局、雪が止んで日が差しだしたのが、午後4時を回ってからだった。 

  2008年2月13日  つづく


自宅2階から見た裏の公園、午前7時頃撮影。
年に一度このような日がある。


寒い日のこと

二日ほど寒さが緩んで過ごしやすかったのですが、 今日はまた寒さが戻り夕方には雪がチラついて明日も寒くなるそうです。  毎朝工房の研ぎ場のバケツには氷が張ります。 ひどい日は、工房の仮設トイレ(工房建設の時予算が足らずトイレは付けられなかった) のフットポンプが凍り、気付かず足で踏むと「バキバキバキ」 と音がして、そのあと繰り返しふんでも 「プースープースー」水は一切流れず、空気が漏れる音だけ。 この時ばかりは、壊れてしまったと、焦りました。 もし壊れたら、トイレの度にバケツに水を汲みに行かなければなりません。 結局、気温が上がったお昼前には正常に作動してひと安心でした。

  2008年2月12日  つづく


祝日にお客様

午前中と午後にお客様ご来訪、 予定の方もそうでない方も。 祝日や土曜日は、お客様が来られることが多い。  今日は暖かかったので良かったが、寒い日に来られた方には、気の毒で恐縮してしまいます。  工房内に展示してあるサンプルをご覧になり、家具についていろいろとお話をされて帰られました。 私も普段工房で一人で作業していますから、お客様がこられた時にいろいろとご要望を聞かせて頂くのは、大変勉強になります。

  2008年2月11日  つづく


収縮と膨張

家具作りをはじめ木工業という仕事は、扱う素材が木材なので、その性質上一年を通して冬場なら乾燥して収縮し、夏場の湿度が高い時は、湿気を吸収して膨張する。 いくら乾燥した材料を使用しても冬場と夏場ではいくらか木材は動くわけで、材料自体の幅や厚みが大きいとその差も大きくなるので厄介です。 家具や建具を作ることを仕事にしている方は、皆さん悩みの種だと思います。 特に家具であれば、抽斗(ひきだし)のように可動する部分を作る時、冬に作った抽斗ならば翌年の夏は、きつくなったりします。 きつくなる事を予想して緩めに作るというのもなかなか難しい話ですよね。 
以前、木工所で作り付けの家具の裏板に厚さ9ミリの桐の集成材を釘で固定して工場内に保管していたところ、作業中に「バチッ!」 「バンッ!」と立て続けに大きな音がして、桐の集成材に二か所大きな割れがはいっていしまう笑えない事がありました。 動こうとするものを無理やり抑えつけるやり方は、あとで修正がきかない事になって困ります。  実は、今その事で材料の使い方に多少悩んでおり、こんなこと書いてみました。

  2008年2月10日   つづく


テレビ取材

先月22日にNHK下関支局の方から取材の申し込みを受けて、 今日、工房とお客様のお宅にお邪魔して取材を受けました。 生まれて初めてテレビのインタビューを受けたのですが、 気の利いたコメントなんて簡単に出来るものではありませんね。 普段仕事について自分が思っている事を喋ればよさそうなものですが、実際カメラが回っている前で 「○○ですか?」 なんて聞かれたら何を喋っているのやら、今となっては何も覚えていません。 何度か撮り直し、「大丈夫ですよ」 と言って頂いたが、本当に大丈夫だったのだろうか、ちょっと心配です。
放送は、来週の金曜日の「ゆうゆうワイド」という番組の「関門便り」というコーナーで5分くらいの放送らしいです。 NHK山口放送のローカルなので、放送される地域は限られているそうですが、 ちょっと恥ずかしいので見ないで下さい。

  2008年2月9日  つづく


打ち合わせの後で最後のイワシ

午前中、お客様と工房で打ち合わせ。 お隣の北九州市よりおいで頂いたのに、 寒い工房でお茶も出すことが出来ないので恐縮する。 今後このような時にせめてお茶くらい出せたらと、帰られたあとで思ったりした。

昼食は、例によってイワシの丸干しをストーブの上で焼いて、頭からパクリッ。 今日工房に持ってきた2匹でおしまい。 実は数日前に賞味期限は切れていた。 解っていて食べているのだから文句はないし、 今日もうまかった。 ただ、工房で弁当を広げ、ストーブの上でイワシを焼いて食べている時に、誰か訪ねて来たらどうしよう。 このような姿は、見られたくないな。 しかも「うまいっ!」なんて言ってたらみっともない。

午後は、とりかかっている作業を進め、一部の部材を組み立てた。

  2008年2月8日   つづく


ダメおやじ

二日間寝込んだために作業が遅れ、 年末にお話を頂いた仕事が重なりちょっとバタついてきた。 自宅に帰れば、確定申告。 説明を聞いた時には、簡単そうだったが、ただいま手引きを読みながら下書き中。 慣れない事で集中できない、小さな字が読みずらい。 またしばらくは、寝床に入るのが遅くなる。でも、もともと寝つきがいい方だから布団に入るとすぐに記憶が無くなる。 だから仕口や継ぎ手で悩み布団の中で考えて答えが出たためしがない。 考えたとたんに眠っている。  おまけに最近は、寒いから朝、布団から出るのがおっくうだ。 普段は、子供より10分早く起きるのだが、近頃子供と一緒にしぶしぶ起き上がるダメおやじになっている。 そのくせ子供には、「早く学校に行きなさい。」なんて言っている。

  2008年2月6日  つづく


豆まきが出来なかった

最近、確定申告やら見積り、製図など事務仕事が忙しく寝不足だったからか、体調を崩し2日ほど寝込んでしまい、ヒゲや鼻毛が伸び放題で、とても人前に出られない顔になってしまいました。 もともと夜更かしは、苦手な人間なのにホームページを始めてからは、夜布団に入るのは毎日日付が変わってから、
すっかり生活のリズムは変わってしまいました。 おかげで、子供たちと節分の豆まきをする事は出来ませんでした。
なにはともあれ、今日は一時間ごとに体調が戻る感じで、明日には作業に戻れそうです。 しかし、いくら「工房ひとり」でもこのままの顔では、いけません。
明日は、身だしなみを整えて出勤です。

  2008年2月4日   つづく


鉋(かんな)

最近ご同業の方との話題で、カンナの話を少しばかりした。 この仕事を始めて10年を過ぎたが、なかなか満足に砥ぎ上がる事はない。 固い材料を削れば、すぐに切れは悪くなる。    よく長切れがすると言うが、どの位の削りで長切れなのだろうか? 砥石でも人造と天然を比べ、天然は長切れがすると聞くが、恥ずかしながら私には、ハッキリここが違うというところは、分からない。 砥石が悪いのか、おそらく研ぎがいい加減なのだろう。  木工所勤務のころは、(といっても半年前のこと)刃物の研ぎにあまり時間をかけていられなかった。 現場に出て作業をする時などは、 カンナもノミも素早く研いで、ノミなど刃先をちょっと砥ぐ程度。 現場で使うカンナは、おもに荒カンナなのでそれで事足りた。 ただ木工所時代も刃先には、それなりに気を付けた。
とくに裏出し、裏押しをした時は、刃先がまっすぐになるように研ぐのに苦労した。 研いでいる時も手が決まると調子よく研げるが、たまに現場仕事で研いだりして、いつもの姿勢でなくなると、とたんに調子が狂う。 こうなると元に戻すのが大変だった。 
カンナは他の道具と違い台の調子も狂うとうまく削れない。 裏金もそう、刃先の角度など。とにかくどれか一つでも悪いとうまく削れない。
昨日、2台の仕上げカンナと2台の荒カンナの裏出しと研ぎ、台直しをしながらつくづく思った。  まだまだ未熟者、生きてるうちにどの位上達出来るだろうか。

  2008年2月1日  つづく



打ち合わせと確定申告

午前中打ち合わせで、建設中のお客様の新居へ、 コンセントの位置などの確認のため、 お客様、棟梁と三人での打ち合わせ。 
数点のご相談を頂きました。  毎度のことですが、お客様との打ち合わせでは、いろいろなアイデアをいただきます。 必要とされているからこそ、ご相談を頂いたときには、ほぼプランは出来上がっています。 後は作り手が、気持ちを込めて仕事をするだけです。  帰りの車を運転しながら、あーしよう、こーしよう と頭の中では、もう作り始めています。

午後は、確定申告。 初めてのことなので説明を求めて、カミさんと連れだって出かけました。 親切に詳しく説明をして頂き、思ったほど難しくはなさそう。
特設会場を出てエレベーターへ、 行ったつもりで二人で角を曲がると、そこには自販機。 振り返るとエレベーターの前を二人揃って素通りです。
思わず廊下で二人馬鹿笑い!  平和な日本人。

  2008年1月30日  つづく


カンナ刃交換

取り掛かっていた作業がひと段落したので、手押しカンナ盤の刃を交換しました。 刃は三枚刃で、二枚目の刃を外そうとスパナをボルトの頭にかけて回した時、 ぬる〜ッ。 しまった!と思いましたが、その時にはもう遅くボルトの頭をなめてしまいスパナが滑りかかりません。 前回交換した時に気になっていたボルトだったので、その時交換しとけばよかった。 結局、ポンチをボルトの頭に当ててコツコツ叩いてなんとか外れてホットしました。  取れなかったら一切作業が出来ません。 ボルトも予備の物と交換しておきました。  
今日は、一日中雨が降り、シャキッとしない日でした。

  2008年1月29日  つづく


イワシ三匹

今日の工房での昼食は、何時ものカミさんの手作り弁当と、山口県仙崎産のイワシの丸干し。 このイワシの丸干しをストーブの上でアルミホイルに包んで焼くのです。ホイルの中のイワシ三匹が腹の脂をジュウジュウと言わせ、ほどよく焼けると頭からお口の中へ。  うっま〜ッ!
薄暗い工房に響き渡る歓喜の声。 「工房ひとり」は、やりたい放題の独居老人の様な生活。  午後からの作業中工房内に漂うイワシの脂の臭い。
実は、昨日近所のスーパーで箱買いしたので、賞味期限内に食べなければもったいない。 明日以降工房を訪れた人は、きっとこの臭が気になるだろう。
明日も喰おうイワシ三匹!

  2008年1月28日  つづく


ポスティング

本日作業はお休み、自宅で不用になった健康器具をリサイクルショップで引き取ってもらおうと思いトラックに積んでショップへ。 途中自宅のパソコンで作った工房のチラシをポスティングしながら、 普段工房にこもって作業をしているだけで、これといって営業活動をしていないので、時々このポスティングをやっています。いまだにこのチラシを見た方からの問い合わせはありませんが、 まだ開業間もない無名の家具工房ですから、少しでも多くの方に知っていただこうと地道にやっています。
 リサイクルショップでは、思わぬものを発見! 2007年製の未使用のオービタルサンダーが3500円。 しかも本日工具は二割引で2800円! ちょうどもう一台欲しかったので即購入。  その後もしばらくポスティングを続けタイ焼き屋さんへ、 実は最近できたお店なのか、私が知らなかっただけなのか、カミさんが言うには、何時も行列ができているとのことで、 ぜひ食べてみたいと思い寄ってみたら、本当に行列のできるタイ焼き屋さん。 注文して待ち時間を尋ねるとチョットかかりそう。 再びトラックに乗ってポスティング。 ちょっと回って戻ってきたら、ちょうど出来たて。 自宅に持ち帰りみんなで美味しく頂いた。
今日はなにかと運が良かった。 ただひとつ不用になった健康器具はリサイクルショップも不用だったのか、引き取ってもらえずに自宅に持ち帰った。

  2008年1月27日   つづく   


安全にー2

先日作った昇降盤で使用する押し棒に続き、 今日も手押しカンナ盤で送材時に材料を押さえる補助具を作った。名称は何と言うのだろう? 押さえ板とでも言うのだろうか、 ちょうど今日、15ミリ足らずの薄板を加工するので使ってみましたが、慣れないせいか(恥ずかしながら、木工所に勤務していた頃は使っていなかった)うまい具合に使えず途中で放り出してしまった。 補助具その物の作り方が悪かったのかも、今日作った物は、左官さんが使う木鏝(きごて)が分厚くなった感じの物なので、 取っ手と言うか握り手の部分を改良して作り直してみ見るつもり。 少し角度を変えてみるといいかも。
何れにしろ安全な作業をするために。

  2008年1月26日   つづく



工房の北側に虹がかかった。 しかも随分低い位置に、空は晴れていたが、この周辺だけ霞がかかったようになっていたためだろう。

今日も寒かった。

  2008年1月25日   つづく


平和の窓

ここしばらく寒い日が続き、今日は一段と寒かった。 工房周辺は雪がちらつくほどだったが、自宅の押し入れの奥からここ何年と着用していなかったダウンベストを出して、今日はそれを着て作業をしたので昨日よりも過ごしやすかった。 まだこれからしばらく寒い日が続くのだろうが、早く暖かくなってほしい。 寒い冬よりクソ暑い夏のほうが私はいい。

ところで昨日、作品の写真をホームページに掲載したが、どうも気に入らない。 今朝、作業の前に撮り直した。 またしても電気を点けたり消したり、70枚あまり。 帰宅してから昨日の写真とこっそりすり替えた。 ここのところ天気が悪い日が多く、工房に差し込む日差しも弱いので、昨日は、照明を点けて撮影したものを載せたのだが、 今日は、照明なしのものに入れ替えた。 あまり変わり映えしないが、今日の物の方がいいように思う。
ちなみにパーティーモードは、封印した。

それからも一つ、作業中トイレに行くとファスナーが開いていた。 しかし指でつまんで上げ下げする金具は上にある。 つまり閉まった状態なのだ。 おかしいと思い上下に動かしてみると元に戻った。 が、しばらくしてトイレに行くと、(寒いのでよく行く)また開いている。 再び上下に、 今度は金具が外れてしまった。 つまり「平和の窓」は開きっぱなし。  「工房ひとり」だからいいものの「工房ふたり以上」だったら迷惑な話だ。
それにしても、午後からよくトイレに行ったのは、やはり開きっぱなしの「平和の窓」のせいか。

   2008年1月24日   つづく


安全に

午前中作品の写真撮影、毎度のことながら工房のシャッターの前がスタジオ。出来上がった写真が実に味気ない。 近所のどこかに良い撮影スペースを貸してくれる所はないものか、しかもタダで。 それでも今日は、撮影モードをあれこれ
変えて、50ショット位撮ったのだが、半分以上がだめだった。 画質が粗く色も悪い。とにかく室内の撮影モードならいいのではないかと、あれこれ変えてみたが、やはりパーティーモードはだめだ。自宅に帰ってよく説明を読むと、背景の隅々までクッキリな〜んて書いてあるが、 肝心の被写体はまるでだめだった。 二度とパーティーモードは使わない。
午後、空いた時間で昇降盤での作業で送材の時に使う押し棒を作った。 安全に作業するために。 今まで無かった事が常識外れだったかも。
それにしてもデジタルカメラは、撮影モードが多すぎる。

   2008年1月23日   つづく

ガメラの首が伸びたような
押し棒。
作業は安全第一


新年会

昨夜は、新年会。 何時もより早めに工房を閉めてお隣の北九州市の小倉へ、 菊川町の工房から出掛けるとまるで別世界で、にぎやかです。
駅前の伊勢丹の玄関前で待ち合わせ、 メンバーは木工房シンプルの栗原さんと初めてお会いするアマチュア木工家の方。私は小倉の街は分らないのでお二人に付いて行くだけ。 私はアルコールはだめなので、夜の街に出かける事はめったに無いが、 栗原さんとは、何度かこのような時間を共にさせていただき何時も美味しい料理を頂いている。 本当にゆうべは、楽しい夜だった。木工の話題からはじまり、痛みに耐えた自慢。 そして作業の安全について。安全に作業をするという点では、ちょっと反省しています。 改善する事が多い。 最後に美味しい手打ちそばを食べてお開きになったが、楽しかった分
一人下関までの深夜のドライブが、寂しかったな〜。

  2008年1月22日  つづく


ソフトクリーム

今日は、今年最初の休日。 久しぶりの休みで、少々朝寝坊をして午後から家族でショッピング。 市内で最も大きなおもちゃ屋さんがあるショッピングセンターへ。 子供たちは、お目当てのおもちゃを買い、 その後ソフトクリームを食べるので何時ものお店に、 カミさんは、ストロベリー、上の娘は、バニラにブルーベリーソースがかけてあるもの。 下の娘と私は、バニラ。 実は、私はお酒を飲まない。 飲めない。 だからなのか、甘い物は好きである。 
ソフトクリームは、私が子供のころには何処ででも食べられる物ではなかった。 市内に一軒しかなかったデパートに行かなければ食べられない。 そのデパートへは、1年に何度もいけないので、 行けば必ず食べていた。 その頃はバニラしか無かったように記憶しているが、チョコもあったかも知れない。
今は、バリエーションも豊富だが、 やはりバニラしか食べない。 食べ比べる事は出来ないが、当時の物と比べると、今の物の方が美味しいだろう。
キメも細かく味も濃厚だ。 ここまで書いてまとまらないが、子供たちも私も、共に好きな物を一緒に食べる時間が持てて、安らぎと言えばオーバーかも知れないが、良い休日だった。

  2008年1月20日   つづく


寒くなってきた

寒い。  この三日間ずいぶん冷え込んだ。 さすがに昼食時にはストーブに火をつける。 しかし工房全体が暖まることはない。 でもストーブの炎を見ていると食事中もお茶を飲んでいる時もホッと落ち着いた気分になる。 作業中はいくら寒くても苦にならないが一息ついた時は、やはりストーブはありがたい。
しかしあまりストーブの火で暖まっていると、眠くなりなかなか椅子から立ち上がれない。 昨日、一昨日とそのせいか、作業が進まなかった。 今日は、午前中は用があり、工房には入れなかった。 昼から一番に問い合わせでお客様のお宅へ。 工房に入ったのが、午後2時を過ぎていたのでストーブの出番はなかった。 おかげで作業時間は短かったが、効率よく仕事が出来たように思う。 
そう言えば工房の近くに温泉があるが、一度仕事の帰りにお湯に浸かって帰るかな! でもそのような事をしたら子供たちから吊るしあげられるかも知れない。 我が家の娘たちは、温泉が大好きだから。
  
  2008年1月18日   つづく


腰が痛い

今日は、午後から道具を揃えてお客様のお宅へ、補修工事のような仕事。 手作り家具が本業ですが、頼まれたので引き受けました。
仕事の内容を話すと長くなるので省きますが、無垢板が反ったために出来た隙間を埋めるようなことです。 他にも作業はあったので、夕方までタップリいっぱいいっぱい時間がかかり、工房に戻ると道具を片付け、何時もより少し早目に閉めて帰りました。

展示会で三日間立ちっぱなしが腰にきて、今日も多少重い物を抱えたので「ちいと(少し)えらい(疲れた)んです。」

  2008年1月15日   つづく


展示会終了

展示会最終日の今日は、天候にも恵まれお客様も三日間で一番の賑わいだったと思います。 私も三日間で、数人のお客様とも接する事で、いろいろと参考になる話も聞く事が出来ました。 そして井上建設株式会社の社長様をはじめスタッフの方々には本当に良くして頂きました。
また、昼食時には施主様の奥様から美味しい豚汁をご馳走になりお世話になりっぱなしの三日間でした。

夕方、展示会終了とともにカミさんの手を借りて、家具を工房に持ち帰りました。 明日からは、通常の業務に戻り作業をして行きます。

三日間会場と工房を行ったり来たりで結構忙しく、ちょっと疲れましたが、明日から頑張ります。
色々な方とご縁があった事を感謝します。

   2008年1月14日   つづく


探すより

本日、井上建設様の新築現場見学会の初日、朝10時の開場からすぐに数組のお客様がお見えになり、賑わっていました。私も何組かのお客様とお話をさせていただきました。 今回、見学会の会場になったお宅は、 かなり大きな物件で、床や壁、建具など無垢材が多く使われています。 来場されるお客様も隅々までよくご覧になっていました。 私の家具にも関心をもたれた方が何人かおられたので安心しました。  誰も見向きもしないようでは今夜は眠れませんよ。
 午後からは、進めておかねばならない作業のため工房に戻り一部の部材を組み立てました。 組み立て作業でホゾ穴に接着剤を塗る時に私は、竹を細く、薄く削った物を使って塗るのですが、これが大変塗りやすく重宝しています。 また無くなれば竹をノミでチョンと突けば簡単に出来ます。 が、しかし、私はこの道具とも言えない道具が無くなると死に物狂いで探すのです。 ノミでチョンと突いた方が早いのに。

   2008年1月12日   つづく


家具搬入

ここ数日の朝、工房周辺は霜が降りて研ぎ場では、氷が張っている。 朝、シャッターを開けて工房内に入ると冷蔵庫のように冷たい。 しかし日中は、風が無く春のように穏やかで、日差しが暖かい。 この二日間は、シャッターを開けて作業をしたほどだ。

今日、夕方カミさんに工房に来てもらい12日からの展示会のために家具の搬入を手伝ってもらった。 予定では明日運び込む事になっていたのだが、明日は午後から天気が悪くなりそうなので用心して一日繰り上げた。 

おかげで今日は、いつもより早く帰宅した。

   2008年1月10日  つづく


マスク

昨年の暮に防塵マスクを買い換えた。 今まで何度か買い換えたが、ホームセンターで売られているものは、サイズが合わないのか着用しての作業中にクシャミが出る始末。 ホームセンターにはМサイズしかないので今回ネットでSサイズの物を購入した。 注文したらすぐに届いた。 まったく便利な世の中だ。 梱包を開いて思わず 「ちっちゃ〜ッ」 同じメーカーのМサイズのものと比べるとまるで大きさが違う。 さっそく着用してみると、具合が良い。
空気がウマイ! 田舎だから。  サイズがピッタリのジャストフィットじゃの〜。 おかげで最近工房でクシャミをしなくなった。
Мサイズを使っていた時は、マスクの内側に粉塵が少しへばりついていたが、 今はきれいなものだ。 もともと鼻が過敏なのと、粉じんを吸い込むと気管支がすぐに悪くなるので、 これで安心だ。 なによりも健康が一番じゃけの。 と山口弁で言いたい。 

   2008年1月9日   つづく


新年早々

ダラダラと過ごしたお正月休みも昨日で終わり、新年最初の仕事は、玄関収納家具の建具取り付け大小18枚。家具本体は昨年11月に取り付け、建具だけほぼ工事完成前の本日取り付けの予定でした。
年末の休み前日に今日の準備をして帰ったのですが、丁番取り付けのビスを扉側だけ用意して、家具本体側のビスを忘れたまま現場に到着。 扉に丁番を取り付けている時初めてビスが足らない事に気づき、作業中断で工房に取りに戻る始末。 新年早々へたこいた〜ぁ  工房から現場まで往復40分のロスタイム。

工房に戻って来たのは、予定の時間をオーバー。 一仕事終えて気が抜けたのと、中途半端な時間のため作業に取り掛かるかどうするか、 一人考える。 結局道具の調整をして明日にそなえ帰りました。

  2008年1月5日     つづく

昨年の大晦日にしめ飾をつけました。この日は風が強かったので、心配していましたが、今日ちゃんと付いていました。


正月休み

二日からカミさんの実家にお邪魔して、今日の午後に自宅に戻ってきました。 カミさんの実家の近くには、市内で最も大きいショッピングモールがあるので久しぶりに出かけてみましたが、二日の日は駐車場の列に耐えきれずにギブアップ。 都会の人のように並んで待つのは、どうも苦手です。
代わりに近くのホームセンターに行き、コーススレッドとシリコンスプレーを特価で買い込んで帰りました。

翌日再びショッピングモールへ、 店内に入ってすぐにカミさんと別れ私は献血へ、400cc献上。 去年の粗品は電卓でしたが、今年は干支の飾り物でちょっとガッカリ。 実は私は、よく献血に行きます。 2,3週間後に血液の検査の結果が届くのが楽しみなのです。
二日間ほとんどゴロゴロして過ごし自宅に戻り体重を計ると、やっぱり2キロ増えていた。 
明日から仕事を始めたらしっかり身体を動かして元に戻さねば。

   2008年1月4日    つづく


元旦

明けましておめでとうございます。

今朝、目覚めると風が強く、雪もチラチラ。 出かけるのは少々おっくうな気もしたがみんなで初詣へ。 まずは自宅近くの神社から始まり、三社お参りします。 天気が悪いためか、参拝者の数は例年より少なく感じました。
三社目の神社でお守りを買い、 出店で鶏卵焼きを買って帰るのが、毎年の恒例。 お正月は、毎年あまり出かける事もなくゆっくり過ごします。 毎年、おせちを食べすぎて、この時期は体重が2キロくらい増えてしまうので気をつけないと
余分な脂肪が付くと最近は、体重が落ちにくくなったように感じます。

今年も良い仕事を心がけてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。

自宅近くの神社で、
鐘をつく「工房ひとり」


仕事納

年末も押し迫っていよいよ寒くなってきた。 今朝工房に向かう途中すれ違う車は、ボンネットにうっすら雪が乗っている。 菊川町は積雪か? そう思いながら工房に着いてみると雪は無い。 彼らはもっと山奥から出てきたのだろうか。 しかしさすがに寒い。 工房の中は冷蔵庫のようだ。 風も強く吹くので窓は閉めての作業。 風が入ってこないので室温が一定の工房内はそれほど寒く感じない。 ストーブを焚かずに頑張って来たので今日も焚かない。 
作業中はストーブなしでも苦にならないのは、やはり体が慣れてきたのだろうか。 今日のような日は、外で仕事をしている人は大変だろう。ご苦労様です。
今日は, 今年最後の作業。結局中途半端で片付かないが、明日出てきても終わらないので諦めて終わりにする。

今年は、いろいろな人にお世話になりました。 この場を借りてお礼を申し上げます。 来年もその先も、家具を作る事、木を扱って仕事を続けて行くことを願って今年の仕事納とします。 みなさんどうも有難うございました。 来年もよろしくお願いします。 よいお年をお迎えください。

  2007年12月30日  つづく


間違えた

朝から風の強い一日だった。 そのせいか今朝のラジオはピーガー、ピーガーと話にならない。 
今日は、お客様のお宅に採寸に行かなければならない。 作業の途中で出かける事は出来ればしたくないが、そう言うわけにもいかないので朝から段取りを考えながらの作業。 お客様の都合は午後からとの事で、出かける時間に合わせながらあっちをゴソゴソ、こっちをゴソゴソと実際これで段取りが良いのやら悪いのやらよく分からないが、それでも一応考えているつもり。 出先から帰って来ても作業をする時間は残っているだろうと思い、建具を一枚組立て前の段階まで加工して出かけた。 途中道を間違えたり、採寸に時間がかかったりで工房に戻ってくる予定時間をかなりオーバーした。 それでも今日の予定は今日済まそう。 そう思い建具を組み立てた。 そして完全に組み立てた後で気が付いた。「なんじゃあ、この目違いは。」 建具の縦と横の框は段差の無い組み方になるはずだった。 ホゾの加工の時にもしっかり確認している。 にもかかわらず目違いがある。…「間違えた。」 恥ずかしくて言えないような間違いだ。 訓練校の訓練生にしか許されない間違いだ。 笑えない。 ちゃんとスミを付けてしっかりスミを合わせて組んだつもりだった。
なのに縦框の裏表を間違って組んでいる。 横框と鏡板は表なのに縦框だけ裏になっているではないか。 「ガッカリ」 結局、今日の仕事が明日の仕事になってしまった。 明日から正月休みのつもりだったのに、 明日も仕事しよーっ。

  2007年12月29日  つづく


ラジオその後

工房のラジオ、以前から夕方になるとハングル放送に悩まされていたが、最近は朝もハングル放送が邪魔をする。 なんとかならんものかと思いつつ今朝もラジオのスイッチを入れた。 ヤッパリおかしい、私がよく聞く KRY山口放送が聞き取れない。今朝のパーソナリティーは徳本恵子さん。弾んだ声が気持ちよく聞こえるはずが、ハングル放送が邪魔をする。 それでもしばらくすれば何時ものようにおさまるだろうと、聞くともなく耳に入って来る妨害電波は、…何時もと違う?… ○○スミダ、 ○○○スミダ。 いつもはこう聞こえるのだが、似ているようで違う言葉だ。 つい手をとめて聞いていると、どうも中国語らしい。… いったいどぉーなっとんじゃー。 何とかならんのかい。せめて夕方の「小沢昭一の小沢昭一的こころ」くらいまともに聞かせてくれーっ!

  2007年12月28日   つづく


暖かい一日

今日は、一日中暖かくシャッター全開での作業は久しぶりの事。 風のない日は多少気温が低くても日差しを受けた方が暖かい。 しかも作業場内が明るくなるので気分もいい。 
24日に今年最後の納品を終えて年内残りの仕事は、11月に納めた作り付け収納家具の建具、大小18枚。この建具を年明け早々に納品の予定で、今日その塗装作業。 天気がいいので乾燥が早い。それと 来年1月にこの作り付け収納家具を納めた住宅の新築見学会での展示会に「木の工房やまね」の家具を展示させてもらう予定なので、その準備。 それからもう1件、家具ではないがちょっとややこしい仕事をたのまれたので、そのお宅にお邪魔して採寸をしに行かなければならないが、それは28日以降の事になります。  明日は、また別の予定。

  2007年12月26日   つづく


納品とケーキ

最近調子よく作業が進んだおかげで、今日の午前中はお休みを頂いた。 そのかわり自宅のキッチンの大掃除、毎年の事で私の仕事なのだ。 とくに換気扇、この掃除は何十年もの間、私の手でやってきた。 そしてキッチンの天井、壁、食器棚、脚立に乗って一心不乱に拭きまくる。 工房をお休みしてもゆっくり休む事はない。
午後は、カミさんと二人で下関市内のお客様のお宅へ納品。 少々大きさがあるために一人では無理なのでカミさんの手を借りた。 約束の時間に到着して、玄関から無事に搬入そして設置。 製作前に採寸に来た時に寸法がギリギリだったので、設置するまで心配はあったが、採寸時に3×6のベニヤなどで部屋のカネ角など確かめておいたので、ピッタリ納まりひと安心。 お客様にも満足していただき、美味しいコーヒーまで御馳走になりました。
しばしお客様とコーヒーを頂きながらおしゃべりの後もう一仕事。 そう、今日はクリスマスイブ、 予約しておいたケーキを買いに下関では人気の手作りケーキ屋さんへ。 ここのケーキは、店頭に並ぶショートケーキもすべてにボリュームがあるのに、食べると軽い感じでお腹にもたれない。とっても美味しいです。毎年この日は、大変なにぎわいで、駐車場は車でイッパイ。 私たちは店頭に行かずにケーキの工房で受け取りました。 
夕食は、何時もと違う御馳走が並び子供たちは、大喜び。 そしてケーキも美味しかった。 
後はサンタさんが来るのを待つばかり、 子供たちはなかなか眠れそうにない。

  2007年12月24日   つづく

ケーキをクリックすると
お店のページが開きます。


「工房ひとり」

昨夜からつづく雨、今日もほぼ一日降り続いた。 そんな中久しぶりにウレタン塗装。 工房には塗装部屋は無い。作業場と機械場の両方を使って塗装するので、ウレタン塗装をする時は機械を使う事が出来ない。 そうでなくてもオイル仕上げに比べると、ほこりに敏感なため機械は使えない。 朝一番に掃除をして、 塗装を始めるのだが、乾燥を待つ時間が長いので、その間「ゆっくりコヒーでも飲むか!」な〜んて身分じゃない。 こんな日は、次の仕事の段取りをしたり、 図面を書いたり、とにかくほこりが出ない事をする。 それでも普段機械を使ったりしている時から比べると、幾分ゆったりとしている。
こんな時誰かいれば会話もあるだろうが、なにしろココは「工房ひとり」 誰もいな〜い。 その分ゆっくり考えられるからいいかも知れないが、常に一人だと考えが偏っていかないか心配な時もある。 塗装をするためには、場所を確保しなければならないので、工房内の物を移動させなければならない。 そのため工房の床の上に置いてある物でイス以外は、すべてキャスターが付いている。そしてそれが塗装の台になるようになっているのだが、その台の上も片付いていないので、朝は少し片付けに時間がかかった。 一通り片付けて、キャスター付きの台をあっちへ、こっちへ移動させる「工房ひとり」そして一回目の下塗りの吹き付けが終わったのが10時。 ちょうどいい一服するか。 結局乾燥時間にコーヒーを飲む「工房ひとり」。

  2007年12月22日   つづく


良く見える。

気がつけばもうすぐクリスマス。 子供たちは、そろってクリスマス会に忙しい。 サンタさんにお願いしたクリスマスプレゼントが、ちゃんと届くか心配な様子。 自宅に帰り夕食時にテレビを見れたり、子供たちの様子でクリスマスが近いと感じるが、菊川町の工房で作業をしていると、そのようなことはまったく感じない。
そんな事より工房の作業場がやけに散らかってなんだか狭くなってきた。普段から片付けが苦手な上に、作業に追われ出した物をそのままに次の作業に移っていくものだから、使わない道具や電動工具が転がっていたり、思わぬ所に置いて忘れているものだから、探すのに時間を取られ効率も悪くなる。
明日は、朝いちばんの仕事は工房の片付けだ。
話は変わりますが、先日自宅近くのスーパーでお歳暮の配達を申し込みに行った時のこと。 受付カウンターに準備してあった老眼鏡を試しにかけてみたところ、見える、見える、よく見える。 「これなら刺さったトゲも簡単に抜ける」 と、カミサンに言って笑った。

  2007年12月21日  つづく


カックンカックン

朝から風が強く、菊川町の工房は寒かったので久しぶりに昼食時にストーブを焚いた。 午後は鉋がけ作業で上着を一枚脱ぐほどだから、寒い日の作業にはちょうどいい。 削る材は米杉で柔らかい材だが、鉋の切れがすぐに悪くなる。 だから
よく研ぐ、研いでは、削るの繰り返し。 明日の午前中までこの作業が、続きそう。 しかし、腰の調子がおかしくなってきた。数年前にぎっくり腰をやらかして、仕事を4日休んだ事があったが、当時の事を思い出すような腰の感覚。 腰を境に上半身と下半身が、離れているような妙な感じ。 ぎっくり腰をやった瞬間は、ギロチンで腰をスパッと切られた感じだった。まさに魔女の一撃とは、よく言ったものだと思う。 明日も腰をカックンカックンさせながら、ひたすら削る。
そう言えば今日、また近所のおじさんが作業中に入って来て、何やら話をして帰っていった。 入ってくるときは、玄関から入ってきたのに、帰りは裏口から出て行った。まるで我が家のように。

  2007年12月18日   つづく

今月6日の朝、研ぎ場のバケツに8ミリほどの厚さの氷が張っていた


最近見えない

毎年この季節になると、木取り作業の時にトゲが刺さって、と言うより刺さりまくって大変な思いをする。 特に手押しカンナ盤を使う時、カンナの刃に材料を順目に当てて送るため、手のひらに当たる面は逆目になるのでよく刺さる。 小さなトゲなのだが、結構痛い。このトゲを抜くときが大変なのだ。 毛抜きで抜こうとするが、先が出ていない。 仕方ないので、カッターナイフの先でつついたりして出すのだが、どうも最近よく見えない。痛みはあるが、どこに刺さっているのか分からない。 そーっと指でなぞるとチクチクとするので、なんとなく見当をつけてやってみるが、何もないところを突いてしまい余分な傷をつくってしまう。 今日もよく刺さった。 空気の乾燥したこの時期は、指先もひび割れて大変痛い思いをする。 木に脂を吸い取られてしまうのか、手荒れがひどい。荒れてザラザラした手に刃物を研いだ時の汚れが染み付いて取れないから、 まるで手を洗っていないようで、人前に出すのが恥ずかしい。
本格的な冬はまだだが、春が待ち遠しい。

   2007年12月16日   つづく


予定通り

昨日は、朝から岩国市に所要で出かけていたために工房は開けられませんでした。 一日作業を休んだので、今日は朝からフル回転でお昼休みもほとんど取らず、流れ良く作業が進んだので、昨日作業しなかった分を少しは取り戻せた気がします。
注文を頂いて、何日くらいで仕上げられるか考えますが、私の場合読みが甘いのか、実際には1日、2日オーバーする事がよくあります。 しかし今回は、現時点で1日余裕があります。 昨日岩国に出かけることは、以前から決まっていましたから予定通りに作業は進んでいます。 しかしもう一つ年内に片付けなければならない仕事がありますから、気が抜けません。 とにかく体調には気をつけなければ、先月のように風邪をこじらせては、辛いですから。

   2007年12月15日   つづく


簡易パネルソー

工房の機械で板の幅を切断するときは普通は昇降盤を使いますが、幅が22、3センチを超えると横切り盤の左定盤を使い切断し
ていましたが、機械の配置の関係で長さが2mを超えると使えませんでした。 パネルソーがあれば問題ないのですが、残念ながらありません。 以前から昇降盤に大きめの定盤を設置してお手軽パネルソーを作ろうと考えていたので、先日作業終了後の帰宅前に適当に作り、 今日初めて使いましたが、結構精度良く切断出来るので思わずニンマリしてしまいました。 切断幅も60pまで切れるようになっていますからベニヤ板の切断には役立ちます。 ただ切断の時、材料の中心を押しながら慎重に切断しないと材料が長い場合ぶれてしまいます。 ひまを見て改良しますが、しばらくは使えます。

  2007年12月12日

フラッシュ加工したパネルを切断したところ、


言葉にならない

工房の手押しカンナ盤は、カンナ屑の吐き出し部分にファンが付いていて、スイッチを入れるとファンも同時に作動するようになっています。このファンが猛烈にうるさいのです。工房にある機械の中では、ダントツで一番のうるささです。 だから手押しカンナ盤を使って作業をしている時、工房に誰か入ってきても気付かないことがあります。 午前中手押しカンナ盤をつかっていてふと顔をあげると、作業台の前に人が、「おぉ〜」言葉にならない驚き。 近所のおじさんでした。 このおじさん暇なのか時々来ては、とりとめもない話をして帰っていきます。 今日は忙しかったので、あまり相手が出来ず独り言を言って帰ってしまいました。 午後からも手押しカンナ盤を使っての作業、 今日は風もなく暖かかったので北側のシャッターを全開で作業していました。 北側のシャッターは、手押しカンナ盤の後ろにあります。 材料を削りながら次の材料を取ろうと振り返った時、 シャッターの真ん中に人がぁ〜「ぞぉ〜ッ」 またあのおじさん。 一日に同じ人に二度ドッキリさせられました。 おじさんはすぐに居なくなり作業を続けて、夕方プレス作業で長さが余った部分に当て木をして、クランプで締め付けて、「今日の作業は終わりじゃー」と立ち上がったところ、ベルトサンダーのテーブルで背骨を「ゴツッ」声が出ない。「ウッ〜ッ」言葉にならない痛み、うずくまり、しばらくして「いったぁ〜」ひとり大声を上げた。 

  2007年12月11日  つづく


日曜日の工房

今日は日曜日なので、いつもより30分遅れで工房へ出勤。 天気もよく暖かい一日で、仕上げ作業、塗装と調子よく進む。 昼食のころ、カミさんが子供たちを連れてやってきた。 お昼ごはんをみんなで食べたあと子供たちは、木屑、カンナ屑、のこ屑などでなにやら遊んでいた。 3時頃までいたが、私が作業をする間、外で枯草を拾い集めたり、工房内を掃除してくれたりと、良くしてくれた。 小さな子供でも役に立っている。 みんなが帰った後はまた何時ものように、一人黙々と作業を続ける。 順調に作業できた一日だったので、何時もより早めに切り上げた。

  2007年12月9日   つづく


寒い朝

北ぁ〜風吹きぬくぅ〜寒い〜朝も〜 結構古い歌を口ずさむ47歳です。 今朝はかなり冷え込んだ。 通勤途中の貯水池の湖面に湯気が立っていましたし、工房に着くと、研ぎ場のバケツに暑さ8ミリ位の氷が張っていました。 気温は低かったのですが、 風が無く窓もシャッターも開けて作業をしても、そう寒く感じませんでした。 先月末に急に冷え込んだ日は慌ててストーブを持ち込みましたが、 体が慣れてくるとその後あまり寒く感じなくなり、今では時々日差しがある日は窓もシャッターも全開で作業をしています。 ただ日が落ちてからの作業は一人の工房は暗く寒く寂しいものです。 
今日、工房に同じ下関市で活動されている同業の方が訪ねて来られました。 開業して14年の方で、しばし話が弾みました。 やはり先輩たちの話は勉強になります。 

   2007年12月6日   つづく


興奮した

星野ジャパンが北京行きを決めた。  昨日の韓国戦といい興奮しっぱなしだ。  シーズン中には見ることの出来ない豪華な投手リレー、見ごたえがある。
また若い選手たちと監督やコーチとの信頼関係もすばらしい。  一人部屋でテレビを見ながら時折雄たけびをあげていた。  とにかく興奮した。

   2007年12月3日   つづく


半年経った

とうとう12月になった。 6月にはカラッポだった工房に機械が入り、材料が入り、少しずつだが仕事もしてきた。 見積もりを間違えて損をしたり、 使いもしない材料を入れて余分な出費をしたり、 結構痛い目をみた半年だった。 それでもいろいろな人とつながりが出来、仕事も頂いた。また、納品の時にお客様に喜んでもらえると嬉しいものだ。 そして今日もお問い合わせをいただき、お客様のお宅にお邪魔して帰りに道に迷ってしまった。 明日、また夕方に打ち合わせにお伺いするのだが、団地内の似たような道だから、暗くなるとまた間違うかもしれない。 
明日の日曜日はお休みするが、年内は休めそうにない、 駆け出しの家具工房でも人並に年末は忙しいのだ。

   2007年12月1日   つづく


暖かかった

ここ数日暖かい日が続くので、お昼ごはんを食べた後眠くてしかたない。人が訪ねて来たときに間抜けな顔で居眠りしていたらみっともないので昼寝はしないと決めている。 だから昼食をすませた後あまりゆっくりしていると、眠くなるので早めに午後の作業に取り掛かる。 このあたりは一人だから気楽にマイペースに出来るからいい。
今朝、ちょっと所用で工房に行くのが1時間ほど遅くなったのだが、太陽の位置がいつもと違うためか通勤途中の貯水池の景色がいつもと違って見えた。また風も無いので湖面に映る山が逆さ絵のようで、思わず車を停めて眺めていた。 いつもの道も1時間違うだけで随分感じが違って見えた。 そして今日一日暖かく久しぶりにシャッター全開で作業をした。

   2007年11月29日  つづく

通勤途中の内日(うつい)貯水池
春には桜がきれいです。


動物病院で

以前吊り書棚を取り付けた動物病院の院長先生から同じ吊り書棚のご注文を頂いたので、今朝開院前に現場の採寸に行ったらすでに急患の診察が行われていた様子。 患者と言うのか患畜と言うべきか、大型犬が診察台の上に横たわりかなり苦しそうでした。傍らで心配そうな飼い主の女性が、時折そのワンちゃんに優しく声をかけていた。 寸法を取りながらも私もそのワンちゃんの様子が気になりました。 私の家にも犬がいますし、今までの生活の中でいつも身近に犬がいました。 そして何度か、ともに暮らした犬たちの臨終に立ち会ってきました。 言葉が通じない分犬が苦しんでいる姿を見るのはとても辛いことです。 今日病院にいたワンちゃんが元気に回復する事を祈ります。

   2007年11月27日  つづく


寒い

土曜日の朝工房へ来てみると研ぎ場のバケツに氷が張っていた。 あたりは霜が降りて真白。 工房の前の植木鉢の花はかわいそうにしおれてしまった。しかしこの日の日中は暖かく快適に過ごせた。 数日前から急に寒くなり工房に石油ストーブを持ち込んだが、灯油の値段は高く工房全体が暖まるほどストーブを焚けば高価な灯油はアッという間に無くなってしまいそうなので作業中は焚かない。 せめて昼食の時くらいは火を灯し暖をとる。 最近は即席の味噌汁に工房のポットでお湯を注ぎお昼ご飯で暖まります。 しかもランチジャーのご飯はホカホカですから尚更です。 ここまで書くとかなり暖かそうですが、実際には気は心といった程度で、お部屋で食べられるほうがよっぽど幸せです。 以前勤めていた木工所では、作業場の中に大きなストーブがあり、作業で出たカンナ屑や木くずを景気よく燃やしていましたからストーブの周りはとても暖かかったのです。 それなのにこの工房は11月というのにこの寒さです。1月2月はとても辛そう〜。

   2007年11月26日   つづく


静かになった。

ひと頃うるさくてどうしようもなかったハエが、最近寒くなったためか動きが鈍くなってきた。 以前は殺虫剤を見せただけで隠れるほど素早い奴らだった。たとえ殺虫剤を噴射できたとしても、ハエは素早くかわして逃げた。 ハエが飛び去った後の机の天板やラジオなど噴射した後がテカテカに光り空しい思いをしたが、今は見事に命中する。 当たれば殺虫剤の威力は相当なものでハエはすぐに動かなくなる。 一か月近く悩まされたハエもこれでいなくなるだろう。
お客様が工房に訪ねてきたときなどもハエがブンブン飛んでいたら感じが悪いし、 休憩の時や昼食時も落ち着いて過ごす事が出来そうだ。

   2007年11月23日   つづく


調整

工房の超仕上げカンナ盤、 以前から調子が悪く、と言うより調整が不十分で使っていなかったのですが、 今日時間があったので、調整し直してみた。 と言うのがこの超仕上げカンナ盤、刃の調整に結構時間がかかるのです。 左右の刃の出方が少しでも違うと削る量に差が出るので、部材の厚みに誤差が出る。 出来るだけこの誤差がない状態に調整するわけですが、これが実に微妙なのです。 マイナスドライバーで調整するのですが、ほんの少し動かしたつもりが、削ってみるととんでもないカンナ屑が出たりします。 刃の出を出したり引っ込めたり、何度も繰り返しますから時間に余裕がない時にこの作業をするとイライラして満足な状態にはなりません。 それでも今日は時間があったのでまずまずの調整ができました。
ただこの超仕上げカンナ盤逆目を止めるための押さえ金が手カンナに比べると甘めに調整するために、目の通った素直な材料ならいいのですが、木目の入り混んだ材料は逆目が出るので初めから手カンナで仕上げます。 
どんな材料でも逆目を止められる夢のような超仕上げカンナ盤があれば作業効率も大幅にアップ出来るでしょうに。

   2007年11月21日    つづく


霧の朝

土曜日の朝、工房の近くまで来てみるとすごい霧で視界が悪くスピードを控えめに慎重な運転で工房に到着。 霧は9時頃には晴れたが、 一時は視界2mといった感じで真白だった。 このような日は日中は穏やかで温かい一日になる。
しかし11月も半ばを過ぎたこの頃はかなり寒い日もある。 作業をしている時はまだまだ寒さを感じる事はありませんが、 お弁当を食べる時などは、そろそろストーブが欲しくなる。 風邪をこじらせてから未だに体調が戻らない。 病院に行くなら早い方が良いと今回つくづく感じた。 悪くなり過ぎて行っても簡単には回復しない。 やれやれ。

   2007年11月18日   つづく 

木の向こうに工房があるのですが、まったく見えません。


感謝

風邪をこじらせてしまった。 昨日の朝ようやく病院に行き点滴を打ってもらい、 午前中は仕事を休んだ。 夕方には家具を搬入しなければならないので、午後は準備をしてカミさんに手伝ってもらい搬入、 そして今日の午前中にカミさんと二人で取り付けた。  体調を崩しての作業はしんどかったが、ひと安心といったところ。 午後は休ませてもらった。 明日からはまたやらなければならない事があり、一人工房の厳しさで休むわけにはいかないので、体と相談しながら頑張ります。  ドラえもんでもいたらのび太のようにワガママを言えるのになどと思いながらも、 カミさんに感謝の一日でした。

   2007年11月15日   つづく


色づいてきた。

毎朝、工房までの通勤ルートに自宅近くの深坂(みさか)自然の森を通って行きます。ちかごろいくらか山肌が赤や黄色に色づき始めました。 今月末くらいにはだいぶ色づいていると思います。 阿蘇や九重などから比べると紅葉の色も規模も問題になりませんが、 それでも毎朝通う周りの景色が少しずつ変わって行く様子は見ごたえがあります。
しかし私が通う菊川町までのルートは冬になると、降雪の少ない下関市でもよく積雪、凍結がある地域なので、今から少し不安です。 ましてトラックは荷物を積んでいないとよく滑りますから。

   2007年11月13日   つづく

湖面には白鳥がいます。


休養

4.5日前から少々体調を崩し気味、今取り掛かっている作り付け収納を取り付ける日は迫っているので休む訳にもいかず、頑張ったおかげでなんとか工程は順調に進んでいる。 作り付けの家具の場合、大工さんや左官さんなどとの、とりあいもあるので普段の仕事とはいろんな意味でかなり違う。 搬入したら現場での細工もあり、どちらかと言うと建築の仕事に近いようにも感じます。 今回は家具を納めた後に大工さんが腰壁と垂れ壁をつくり、左官さんが壁を塗るので、私が遅れる事は許されないので本当は体調を崩している暇などないのに順調に進むうちに油断があったのかもしれません。
今日は一日完全休養でゆっくり休みます。

   2007年11月11日   つづく


うるさい奴ら。

最近工房の周りにハエが多い、何故なのか? 田舎だからか? 不思議と夏場はいなかった。 それとも今がハエの時期なのか? どうであれうっとうしくてかなわない。 昼食時など意味もなくいろんな所にとまるので、追い払いながら食べなければならない。 コーヒータイムも顔や肩、手などいたる所におちょくった様にとまっては飛ぶ。 殺虫剤を手に持つと何故か一匹もいなくなる。 しばらく手に持ち待ち構えているが、いない。 飛ばない。 殺虫剤を置きコーヒーを飲んでいるととまっている。 コーヒーカップをそーっと置き、殺虫剤にそーっと手を伸ばし、手に取ると、いない。 待つ、飛ばない。
奴らは知っているのだ。 殺虫剤にはハエが死んでいる絵が描いてある。 私が作業をしている間にきっとそれを見たに違いない。

   2007年11月9日     つづく


狭い

今、玄関の壁一面に取り付ける作り付けの収納家具を製作中で、今日本体をあらかた組み立てた。全体の大きさがかなり大きいために、5分割にして作り、現場で組み立てるようになっています。 そのため作業スペースに5つの箱が立ち並んでしまい狭くてしかたない。 ひとしきり組み立て、事務机の椅子に座ってコーヒを飲み一息ついていると、 「ごめん下さい」とお客様。乱立している箱の中から私が顔を出したのでちょっとビックリした様子、お客様も大きな箱が並んでいるので戸惑った様子でした。 箱はすべてキャスターの付いたワゴンや台車に乗っているので移動は簡単なのですが、すでに作業スペースではキャスターが移動する余裕が無い状態。 その箱に囲まれて途方に暮れる私の姿は、自分でも笑える。

   2007年11月8日      つづく


今頃気付いたか!

このコーナー3ページ目から新しく掲載したものが一番上に来るように配置しました。こうした方が読まれる方には親切だと今頃気付いたわけです。マウスでカシャカシャやる必要もないわけですし、第一ブログなどを拝見するとこのように新しい記事がすぐ読めるようになってますよね。それにこの様にする事でページを増やす必要もないわけです。 まさに良い事だらけです。 3ページ目でやっと気が付いた事がちょっと恥ずかしい。
そもそもホームページを作るためのソフトの使い方もまだよく分からない所がある位ですから、自分がホームページを持っている事が不思議に思う今日この頃です。

    2007年11月7日      つづく


いい季節です。

朝、工房に着いてトラックを降りると、あたりの空気はヒンヤリと冷たく、風がないのでなんとも心地よく、工房に入らず 
しばらく裏をウロウロ、周辺は霜が降りて刈り取られた田圃はキラキラ光ってきれいでした。
この日の日中は暖かく快適でした。今が一番いい季節でしょうね。 山にでも登りたい気分になりました。
ここのところ残業が続き少々バテ気味、あたりが真っ暗になり一人工房で作業をしていると妙に静かでちょっと寂しい気もします。その時間になるとラジオはすっかりイカレテしまいどこの国の放送なのかサッパリでやたらうるさいのでスイッチを切っていますからなお更です。 
しばらくは忙しい日が続きそうですが、暇が出来たら植村直己さんの様に一人で山でも歩きたい気分です。

     2007年11月6日      つづく

朝霜でキラキラ光っていました。


ラジオ

開業当初から工房にラジオを置き作業中に聞いています。以前勤めていた木工所でもAMラジオを聞いていたので、なんとなく同じKRY山口放送を聞いているのですが、どの局もあまり感度良く入らないのです。それでも日中は聞くのに困りません。  しかし夕方になると徐々にハングル語の放送が本当に徐々に遠くの方から近付いて来るように聞いている放送にかぶさって来ます。  以前は夕方6時位からだったのですが、最近は4時半頃になるとハングル語が遠くの方からやって来ます。時には3局くらいが入り混じり歌の途中で笑い声が入ったりして聞きにくなりますが、たまに聞いている放送のに割り込んでくる音楽が、その放送のバックに流れている曲のようにピッタリ合っている時もありへんなものです。

      2007年11月3日     つづく


三たび発見!

今日の事ですが、杉材を大量に接ぎ合わせなくてはならずあまりにも多いためカミサンに手伝ってもらいました。昨日からの引き続きの作業なのですが、今日は一人増えたのではかどりました。明日もまだ続きがありますが、明日はまた一人なのです。
作業の合間に工房の裏の草取りをしていたカミサンがまたしてもヘビの抜けがらを発見!   今回のものはやや小さめです。
いったい何匹いるのやら。  以前のものが夫婦なら今回は息子か娘? 今回の抜けがらは巣穴の近くにありました。 
そもそもヘビは一年に何度脱皮するのでしょう?   詳しい人が読んでいたらメール下さい!

      2007年11月1日       つづく

今回の物は50センチ弱。


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